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産後うつ病の症状と発症しやすい時期は?

      2016/02/05

産後、赤ちゃんとの生活が始まってからというものの、気分が沈みがちになったり、イライラしやすくなったり、涙もろくなったと感じている方はいらっしゃいませんか?

一時的な気分の落ち込みは、「マタニティブルー」や「産後ブルー」と言われますが、気分の落ち込みが長く続いたり、身体的にもしんどい場合は、「産後うつ病」の可能性があります。

 

「産後うつ病」にかかわらず、うつ病は誰でも発症する可能性のある病気です。

産後の憂鬱な気分や体調不良などが続く場合、その原因が「産後うつ」によるものかどうか、チェックしてみるといいでしょう。

 

今回は、「産後うつ病とはどのようなものか」や「産後うつの原因」について探ってみました。

 

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産後の時期はうつ病を発症しやすい?

出産したら、赤ちゃんとの「楽しい生活」を思い描いていたはずなのに…。

産後、「気分がすっきりしない」「疲れやすい」「赤ちゃんとの生活が楽しくない」と感じていませんか?

 

このような症状が続く場合、「産後うつ病」の可能性があります。

 

産後うつ病は、産後2週間くらい~3カ月くらいまでの間に発症し、数カ月~約1年間ほど続くと言われています。

長引く場合は、産後3~4年ほど続く方もいらっしゃいます。

さらに母乳育児の場合、卒乳後の数カ月間は、産後うつ病を発症しやすいそうです。

 

産後うつ病にかかることは、決して珍しいことではありません。

産後の女性のうち「10~15%」が産後うつにかかると言われており、「産後うつ」という言葉があるほど、うつ病の種類の中でも、よく見られるものだそうです。

産後のうつ病の原因とは?

産後は、なぜうつ病になりやすいのでしょうか?

うつ病を発症する原因の一つとして、「急激なホルモンバランスの変化」があります。

 

妊娠から出産にかけて、女性の体内は、大きく、いいえ「劇的」に変化をします。

10か月間、胎児を育てるために分泌されたホルモンは、出産した途端に、そのバランスが大きく変わります。

女性にとって、産後のホルモンバランスの変化は、人生の中でも「一番」と言えるくらい大きな変化を遂げます。

このような、産後の大きなホルモンバランスの変化・乱れによって、気分の落ち込みやイライラが引き起こされるのです。

産後のホルモンバランスの変化は、すべての産後の女性に起こることですが、産後うつ病を発症する人は、もともとホルモンバランスの変化によって気分が左右されやすい方(例えば、生理前になるとイライラしやすいなど)が発症しやすいようです。

 

さらに、産後のうつ病の原因とされるのは、ホルモンバランスの変化だけではありません。

出産すると、女性の生活は一気に変わります。

これまで、自分中心だった生活は、赤ちゃん中心の生活に変わります。

おむつ替えや授乳は、昼夜問わず、24時間あります。

もちろん、朝まで熟睡などできるわけがありません。

泣き止まないわが子を目の前にどうしていいかわからない、相談相手がいない、昼間は赤ちゃんと二人きりで家に閉じこもっている、義理の両親との付き合いがストレスに感じる、など、産後の生活は、ママにとって大きな負担となる要素がたくさんあるのです。

 

このように、「生物学的な体の変化」と「産後の生活の変化」によって、ママの負担が一気に増えること、そしてママが心身共にしんどいときに、周囲のサポートが得られなかったり、周囲がママの変化に気づいてあげられないと、産後うつ病を引き起こしてしまうのです。

 

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産後のうつ病の症状とは?

産後うつ病にかかった場合、どのような症状が現れるのでしょうか?

代表的な症状として、次のようなものが上げられます。

 

・疲れているのに熟睡できない、全く眠れない

・赤ちゃんが泣き止まないと「私のせいだ」「私はダメな母親だ」と必要以上に自分を責めてしまう

・化粧をしなくなった、オシャレに興味がなくなった、など、これまで抱いていた興味や関心が薄れる

・レジャーや趣味など、「楽しもう」という気持ちがなくなる、もしくは、何をしても楽しく感じなくなる

・献立を考えたり、家事の予定を立てたり、着る服を決めたり、これまで出来ていたことができなくなる

・物ごとに集中できなくなり、忘れっぽくなる

・寝込んだり、赤ちゃんのお世話ができないなど、日常生活に支障をきたすほど疲労感が強い

・子育てや将来に、理由もないのに不安を感じ、涙もろくなる

・些細なことでイライラする、怒りっぽくなる

・「自分は価値のない人間だ」「すべて自分のせいだ」と、理由がないのに自分を責める

・食欲減退、もしくは過食気味になる

・赤ちゃんや家族に対して愛情を持てなくなる

 

上記のような症状は、多かれ少なかれ、誰にでも起こりうることですが、長期に渡って続いたり、通常の範囲を超えるような「気分の落ち込み」が見られる場合は、産後うつ病を疑ってみる必要があります。

産後のうつ病をセルフチェックしてみよう!

「ひょっとして産後うつ病かもしれない…」と感じた方は、ぜひセルフチェックをしてみて下さい。

こちらのサイトでは、厚生労働省のHPから抜粋した、うつ病の判断基準(DSM-IV)をご紹介します。

以下の症状のうち5つ(またはそれ以上)が同じ2週間の間に存在し、病前の機能からの変化を起こしている。これらの症状のうち少なくとも1つは、(1)抑うつ気分または(2)興味または喜びの喪失である。

注:明らかに、一般身体疾患、または気分に一致しない妄想または幻覚による症状は含まない。

1、その人自身の言明(例:悲しみまたは、空虚感を感じる)か、他者の観察(例:涙を流しているように見える)によって示される、ほとんど1日中、ほとんど毎日の抑うつ気分。
注:小児や青年ではいらだたしい気分もありうる。

2、ほとんど1日中、ほとんど毎日の、すべて、またはほとんどすべての活動における興味、喜びの著しい減退(その人の言明、または他者の観察によって示される)。

3、食事療法をしていないのに、著しい体重減少、あるいは体重増加(例:1カ月で体重の5%以上の変化)、またはほとんど毎日の、食欲の減退または増加。
注:小児の場合、期待される体重増加がみられないことも考慮せよ。

4、ほとんど毎日の不眠または睡眠過多。

5、ほとんど毎日の精神運動性の焦燥または制止(他者によって観察可能で、ただ単に落ち着きがないとか、のろくなったという主観的感覚でないもの)。

6、ほとんど毎日の易疲労性、または気力の減退。

7、ほとんど毎日の無価値観、または過剰であるか不適切な罪責感(妄想的であることもある。単に自分をとがめたり、病気になったことに対する罪の意識ではない)。

8、思考力や集中力の減退、または決断困難がほとんど毎日認められる(その人自身の言明による、または、他者によって観察される)。

9、死についての反復思考(死の恐怖だけではない)、特別な計画はないが反復的な自殺念慮、自殺企図、または自殺するためのはっきりとした計画。

 

セルフチェックを行い、産後うつ病の可能性があったからといって、決して自分を責めないで下さい!

産後うつ病は、身体的な要因と、外的な要因が複雑に絡み合って引き起こされるものであり、ママの「怠け」や「気持ちの問題」ではないのです!

 

産後うつ病にかかってしまったら?

産後うつ病は、「マタニティブルー」と誤解されやすいのですが、マタニティブルーのような一過性のものではないため、放っておくのはとても危険です。

産後うつ病は、ママ自身が辛いだけでなく、赤ちゃんにも悪影響を及ぼしかねません。

 

産後うつ病によって、ママの気分が沈んでいたり、イライラしているママの様子は、どんなに小さな赤ちゃんでも感じ取ります。

「ママの様子がいつも違う」「ママの元気がない」と感じた赤ちゃんは、いつも以上に泣いたり、落ち着きがなくなったり、逆におとなしくなってしまったり…赤ちゃんも、心身ともに健康ではいられなくなるのです。

 

また、日常的にテレビのニュースで取り上げられる「幼児虐待」の背景には、産後うつ病が隠れていることもあります。

 

産後うつ病は、病気です。

産後うつ病にかかってしまったら、迷わず病院へ行き、適切な治療を受けるようにして下さい。

まとめ

私は「産後すぐ」というよりは、子供が2歳くらいになってから、子供へのイライラが治まらなかったり、何をしても楽しくない、という時期がありました。

さらに、子供を怒ってばかりの自分に対し「自分が子育てに向いていないのではないか」「毒親(子供に悪影響を与える親)になってしまうのではないか」と、自分を肯定できない時期がありました。

(今でも、たまに思うことがありますが。)

子育てというのは、思うように行きません。

子供と一緒に親も成長していくのですから、子育ては間違って当たり前なのですが、私を含め、子育てに手を抜くことが出来ない方は、うまく行かないことがあると、どうしても自分を責めてしまいます。

幸い、私は産後うつ病にはなりませんでしたが、産後のホルモンバランスの変化に対応しながら、出産時の傷や痛みが残る中、赤ちゃんとの新たな生活を始めるのは、本当に、本当に大変なことだと思います。

赤ちゃんに愛情を持てなかったり、赤ちゃんの泣き声にイラッと来てしまう時もあるでしょう。

我慢の限界が来る前に、どうか助けを求めて下さい!

家族、病院、保健所など、どこでも構いませんので、「もしかして・・・」と不安がある方は、産後うつ病の診断を受けてみて下さい!

 

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 - 産後うつ病・マタニティブルー・育児ノイローゼ・ガルガル期

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