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産後のうつ病!薬に頼らない治療方法は?

      2016/02/10

産後はうつ病を発症しやすい時期だということをご存知ですか?

実際に、産後うつ病にかかる女性は、全体の10~15%だと言われています。

産後の肥立ちが思わしくない中、慣れない育児に戸惑ったり、母乳が出ない、または出すぎるなどのトラブルを抱えたり、睡眠不足で疲労が取れなかったりすると、母親が精神的に参ってくるのは当然だと思います。

「育児が楽しくない」「赤ちゃんがかわいいと思えない」「何もやる気が起きない」と感じるのは、あなただけではありません。

私自身を含め、多くの産後のママが、一時的にこのような気持ちを抱くことがあるのではないでしょうか。

 

しかし、その状態が長く続いたり、どんどん悪化していく場合は「産後うつ病」が疑われます。

産後うつ病は、珍しいものではありませんので、病院で治療を受けている方も多くいらっしゃいます。

産後うつ病の治療は、一般的に薬による治療法がメインですが、母乳育児を継続したいと考えるママの中には「薬に頼りたくない」と考える方もいらっしゃるでしょう。

 

今回は、母乳育児を続けるために「薬に頼らない産後うつ病の改善方法」について、調べてみました。

 

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産後のうつ病を放置するのは危険?

産後はうつ病にかかりやすいのをご存知ですか?

産後うつ病の原因は、「ホルモンバランスの劇的な変化」だと言われています。

決して、母親の「気力」だとか「怠け」ではありません!

妊娠から出産後にかけては、体内の内分泌系のバランス(ホルモンバランス)が一気に変わりますので、うつ病を発症しやすいのです。

 

産後うつ病は、ホルモンバランスが整ってくれば、自然と回復してくることもありますが、症状が重い場合や、改善の兆しが見えない場合、放置しておくのは危険です。

 

産後うつ病がひどい場合、家事や子育てが出来なくなったり、良好な母子関係が築けなくなったり、赤ちゃんの健全な発育に悪影響を及ぼす可能性があります。

また、テレビのニュースなどでも頻繁に見られる幼児虐待なども、「実は産後うつ病が原因だった」というケースもあるのです。

 

産後は、赤ちゃんのお世話で忙しく、ママ自身の健康を気使う余裕がありません。

自分のための時間など皆無ですから、病院へ行くことも難しいでしょう。

家族や周囲の関心は、赤ちゃんに向けられているために、ママの気持ちの変化や辛さに気付いてあげることが難しく、ママがちょっとイライラしたり、疲れていても「赤ちゃんがまだ小さいから仕方がない」と思われてしまうのです。

そのため、産後のうつ病は放置されがちですが、ママ自身と赤ちゃんの健康のためにも、「疲れが取れないな」「感情のコントロールが出来ないな」「何をしてもウキウキしないな」など、産後うつ病が疑われた場合は、適切な治療を受けることが大切です。

 

(「産後うつ病の症状と発症しやすい時期は?」に関連記事を書いています。)

 

産後うつ病の治療に使う薬は?

産後うつ病を発症した場合、まずは薬での治療を行います。

うつ病の薬には、2種類あります。

 

<抗うつ剤>

抗うつ剤とは、脳内の神経物質をコントロールし、修復していくための薬です。

効果が出るまでに時間がかかります。

産後うつ病の原因は、ホルモンバランスの乱れによるものなので、体(脳)の機能を正常化していくことで、うつ病を改善して行くのです。

抗うつ剤は、妊娠中や授乳中は使用できないものが多いのですが、薬のよっては、副作用が軽く、安全性の高いものもあります。

ママの健康と母乳育児のメリットを総合的に考え、納得いく薬を処方をしてもらいましょう。

 

<精神安定剤>

抗うつ剤と併用して使います。

効果が出るまでに時間がかからず、即効性があります。

精神安定剤は、妊娠中や授乳中は使用できないものが多いので、場合によっては母乳育児を諦めなければならないこともあります。

どうしても母乳育児を継続したいのであれば、しっかり医師と相談しましょう。

 

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産後うつ病の治療期間は?

産後うつ病は、どれくらい続くものなのか、治療期間は長いのか、気になりますよね?

 

 

産後うつ病にかかった方の多くは、「産後約1年くらい」で回復しているようです。

 

 

なぜなら、産後の体(ホルモンバランス)は、約1年位かけて妊娠前の体に戻るからです。

産後1年くらい経過すると、生理が再開する方も多くなるでしょう。

ホルモンバランスが元にもどってくれば、産後うつ病も回復してくると考えられます。

 

また、産後一年が経つころには、赤ちゃんの成長に伴って、赤ちゃんが朝まで寝てくれるようになったり、パパと遊べるようになったりしてきますので、少しずつママの負担が軽くなってくる時期でもあります。

赤ちゃんとお出かけしたり、ママが一人で外出することが出来るようになれば、気分転換やストレス発散する機会もグッと増えるでしょう。

このように、生活スタイルが変わることで「自然と産後うつ病の症状がなくなっていた」という方もいらっしゃいます。

 

ママの体が元に戻るタイミング、生活スタイルが変化するタイミングが、だいたい産後1年なので、産後うつ病が回復する目安になると思います。

 

忘れてはならないのは、産後うつ病の治療期間を少しでも短くするためには、早い段階で適切な治療を行うことに加え、家族のサポートを受けることが欠かせません。

周囲の支えが得られにくい場合、産後うつ病が長引いたり、一度よくなっても再発してしまう可能性が高くなります。

産後うつ病は、ママ一人で抱え込むものではなく、周囲の方と一緒になって治療に取り組むことが大切だと思います。

 

産後のうつ病を食事で改善できる?

産後うつ病を改善するには、お薬による治療法が一般的です。

しかし、症状が軽い場合は、お薬を飲まなくても自然と改善できることも多くあるそうです。

 

特に、産後うつ病の場合、ホルモンバランスの変化に加えて、出産による体力消耗・栄養不足からくる「脳内の栄養不足」や、「脳内の神経伝達物質のバランスの乱れ」が考えられます。

脳内の栄養が不足したり、神経伝達物質のバランスが乱れると、気分が憂鬱になると言われています。

産後うつ病の方に不足している脳内の神経伝達物質を増加させることは、産後うつ病の治療に効果が期待できるでしょう。

 

産後うつ病と深い関係があると言われている神経伝達物質の一つに「セロトニン」があります。

セロトニンは、精神を安定させる働きがある、と言われています。

セロトニンを増やすには、セロトニンの原料となる「トリプトファン」、そしてトリプトファンの吸収を高める「ビタミンB6」を摂取するといいそうです。

 

トリプトファンとビタミンB6を多く含む食品には、

 

・バナナ

・牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品

・卵

・みそ、とうふ、豆乳などの大豆食品

・ナッツ類

・マグロやカツオなどの赤身の魚

・レバー

 

などがあります。

 

脳内のセロトニンが不足しないように、一日三食、しっかり栄養補給してください。

そして、セロトニンを増やすには、太陽の光を浴びるといいそうです。

外に出なくても、窓から太陽の光を取り込むだけでも有効なので、朝起きたら、カーテンを開けるようにしましょう。

 

産後うつ病の大敵とも言える食品は「白砂糖」です。

白砂糖は、セロトニンの増加に欠かせないビタミンBを消費してしまうのです。

白砂糖がたっぷり含まれたお菓子やジュース、ジャンクフードの食べ過ぎは、体内のビタミンやミネラルを消費してしまうため、ビタミン・ミネラル不足に繋がります。

気分が憂鬱なときほど、これらの食品を控えてみるといいと思います。

まとめ

私は産後うつ病にはなりませんでしたが、急に悲しくなったり、ものすごく怒ってみたり、何にもやる気が起こらなくなったり、朝起きて「また子供と二人きりの一日が始まった」と絶望的になったり、いろいろな気分を味わいました。

産後の憂鬱な気分が、産後うつ病だと気付かずに、産後の時期を過ごしている方がいらっしゃるかもしれませんね。

特に、母乳育児を行う場合は、母乳の分泌や母乳トラブルに関するストレスが加わります。

そして、母乳トラブルを回避するための「食事制限」が、脳内の栄養不足に繋がっていたり、ストレス発散のための暴飲暴食が、ビタミン・ミネラル不足を引き起こしている可能性もあると思います。

 

産後うつ病にかかってしまったら、薬による治療が改善への近道かもしれませんが、まだ産後うつ病かどうか判断できない場合や、薬による治療を行いたくない場合、症状が軽い場合は、まず食生活を見直すことから始めてみてはいかがでしょうか。

 

多かれ少なかれ、産後の時期は、誰でも気分の浮き沈みが激しいと思います。

これまで抱いたことのない感情を抱くこともあるでしょう。

しかし、それはあなたのせいではなく、ホルモンバランスのしわざです。

決して、自分を責めたりしないで下さいね。

 

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 - 産後うつ病・マタニティブルー・育児ノイローゼ・ガルガル期

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