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母乳育児でお悩みの方へ!3人の子供を完母で育てたママが母乳育児中にいい食べ物、授乳中のトラブル対処法をご紹介。

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乳腺炎を防ぐ食事メニューは!?

      2017/05/20

母乳育児を行っているママにとって、一番厄介なトラブルが「乳腺炎」ですよね?

乳腺炎にかかると40度を超える高熱が出ることがあり、私も大変な思いをした経験があります。

たとえ熱が出なかったとしても、白斑やしこりができたり乳首にチクチク痛みが出てきたりると、母乳育児を楽しむどころか授乳の時間が「苦痛」となってしまうでしょう。

 

そんな乳腺炎を予防するためには、生活スタイル全体を見直す必要がありますが、その中でも特に行なって頂きたいことは「食生活の見直し」です。

なぜなら母乳は、ママの食事の影響を受けるから。

実際に、食事に気を付けるだけでも、乳腺炎を予防したり、たとえ発症しても軽く済んだり早く治癒できたりするのですよ。

 

今回は、乳腺炎を予防するための「食事のポイント」や「具体的な食事メニュー」についてご紹介して行きます。

 

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乳腺炎を防ぐための食事のコツは?

一般的に「母乳の味や質は、母親の食事の内容に左右される」と言われています。

つまり、あなたの食べたものは乳腺炎の原因の一つであると考えられるのです。

もちろん、乳腺炎を防ぐには「食事さえ気を付けていればいい」というわけではありません。

しかし、私自身の経験から言うと、乳腺炎を防ぐためには「ある程度の食事管理は必要だ」と思います。

 

乳腺炎予防のための食事のポイントは、

◆カロリーを控える

◆油脂を控える

◆砂糖を控える

ということです。

 

母乳は血液から出来ていますから、高カロリー・高脂肪&砂糖たっぷりなものを食べると血液(=母乳)がドロドロ&ベタベタになり、この粘った母乳が「乳腺のつまり」を引き起こしてしまうのです。

つまり、「血液(母乳)をサラサラにする食事」が乳腺炎予防のための食事だと言えます。

 

乳腺炎を招きやすいメニューとは?

母乳が詰まりやすくなる食事とは具体的にどのような食品なのでしょうか?

日常よく食べるメニューを上げてみます。

 

× 油っぽいモノ

・からあげ、とんかつ、てんぷら、フライドポテト、スナック菓子類などの揚げ物、炒め物、オイル系パスタなど油を使ったメニュー

・カルビ、ばら肉、角煮など肉の脂身や鶏肉の皮

 

× 甘いモノ

・ケーキ、チョコレート、和菓子、スイーツ全般

 

× 乳製品

・生クリーム、チーズ、牛乳、ヨーグルト、バターなど

 

これらの食品はよく食卓へ上がるものですし、女性が好むメニューでもありますからうっかりすると毎日のように食べている方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん、「母乳育児中はこれらの食品を控え続けなければならない」というわけではありません!

厳し過ぎる食事制限はストレスにもなって逆効果ですし、何より食事を楽しむことができませんよね?

あなたの身体が元気で母乳の状態も良好であれば、そこまで食事制限をしなくても問題ないでしょう。

 

ただ、「しこりがあるとき」「乳首がチクチク痛み出したとき」「何かいつもと違う」と感じたときは、症状を悪化させないためにも上記で上げたメニューはしばらく控えるようにしましょう。

母乳育児が軌道に乗ってくると、自分の乳房の状態がわかるようになってきますので、「何を控えるべきか」が自然とわかってくると思います。

 

(「乳腺炎の治し方 その2しこり」や「母乳育児のチクチクする痛みは?」も参考にしてみて下さい。)

 

乳腺炎を防ぐには何を食べればいいの?

乳腺炎を招きやすい食事の次は、乳腺炎になりにくい食事をご紹介します。

これらの食事は母乳の味もよくなると言われているものです。

 

◎ごはん

おいしく温かい母乳には、白米が一番です。

栄養価を上げるには、麦や雑穀を混ぜて食べるのもお勧めです。

 

◎根菜類

大根、ニンジン、ごぼう、レンコンなどの根菜類は、身体を温める働きがあります。

乳質をよくする野菜とされています。

 

◎イモ類

さつまいも、じゃがいも、サトイモなどのイモ類は、根菜類と同じく身体を温める食品です。

さらに食物繊維が豊富ですので、腸内環境を整える働きも期待できます。

 

◎白身魚

良質なたんぱく質として魚を食べるのはいいことですが、青魚は「乳質を悪くする」とされる食品の一つです。

ママの中には、青魚の臭みが母乳に出てくる方もいらっしゃるそうです。

魚を食べるときは、クセのない白身の魚を選びましょう。

(「母乳育児中にお寿司や刺身はダメなの?」に関連記事を書いています。)

 

◎赤身の肉

肉を食べるときは、脂身や皮のない赤身の部分を選びましょう。

特に、とりの胸肉やササミがお勧めです。

 

◎豆類

大豆、小豆、エンドウ豆、枝豆など、豆類は良質なたんぱく質です。

大豆加工品の、豆乳、きな粉、豆腐、納豆も食べやすくてお勧めです。

 

(「乳腺炎の治し方 その3食べ物」で母乳育児中の食事について記載しています。)

 

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乳腺炎を予防するための調理のポイントや食事メニューは?

乳腺炎の予防に効果的な食品の「調理のポイント」や「メニュー例」を考えてみました。

実際に、私が作ったり食べてきたものもありますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。

 

ポイント1 和食メニュー

料理の味付けは、しょうゆやみそを使った「和食」がお勧めです。

逆に、バターや油をたくさん使う「洋食」は要注意です。

調味料は、なるべく無添加の少ないものを選びましょう。

<メニュー例>

・野菜の煮

・煮豆(大豆や黒豆など)

・野菜のみそ炒め

・具だくさんの雑炊

・炊き込みご飯

・切り干し大根やひじきの煮物

・おひたし

 

ポイント2 麺ならうどん!

麺類を食べるなら、うどんがお勧めです。

中華めんやパスタは、どうしても油を多く使うメニューに偏りがちですがうどんはノンオイルメニューにも使えるのでお勧めです。

野菜たっぷりのうどんなら、出汁で食べても焼きうどんにしても美味しいですね!

<メニュー例>

・焼うどん(しょうゆ味)

・煮込みうどん(みそ味)

・サラダうどん

 

ポイント3 温かい汁物を!

体を温めて血行が良くなると、母乳の出が良くなりますよ。

逆に、乳腺炎のときは「温かい水分は炎症を悪化させる」場合があるので、控えましょう。

<メニュー例>

・根菜類の具だくさん味噌汁

・けんちん汁

・野菜スープ

・鍋(野菜、鶏肉、白身魚、豆腐など具だくさんで!)

 

ポイント4 おやつにはサツマイモ

イモ類は、母乳の質を良くします。

特に、さつまいもは食物繊維が豊富なので、産後の便秘解消にも効果的です。

<メニュー例>

・焼き芋

・干し芋

・蒸かし芋(ご飯を炊くときに、炊飯器に一緒に入れると簡単にできます)

 

ポイント5 白身魚を活用

良質なたんぱく質である魚を選ぶときは、臭みのない「白身魚」が安心です。

<メニュー例>

・塩焼

・煮つけ

・鍋

・ホイル蒸し

・味の付いた西京焼き

 

ポイント6 経済的なササミを!

母乳育児中に「肉」を食べるなら、鶏肉がお勧めです。

中でも「ササミ」は、脂肪分が少ないですし、メインから副菜まで調理の用途が広いので使いやすい食材です。

<メニュー例>

・ササミの照り焼き

・梅シソ和え

・茹でてチキンサラダ

 

ポイント7 小豆は乳質を良くします!

小豆は、母乳の質を良くするうえ、利尿作用があるのでむくみにも効果的です。

肉や魚を控えめにしている分、豆類でたんぱく質を補うようにするといいでしょう。

圧力鍋でお米を一緒に炊いて「小豆ご飯」にすれば、ご飯の摂取量も減り、噛みごたえもあって、産後ダイエットにも繋がります。

<メニュー例>

・小豆ご飯

・あんこ(砂糖は黒砂糖で。または、甘みをつけず塩のみで味付け)

・小豆と昆布の煮物

・小豆入り蒸しパン

(「母乳育児中の間食は和菓子がいい!?」でも、小豆についてご紹介しています。)

 

ポイント8 納豆は良質なたんぱく源

足りないたんぱく質を補うために、納豆が役立ちます。

納豆は発酵食品なので、腸内環境を良くする効果もあります。

<メニュー例>

・油揚げに詰めて焼く

・納豆の味噌汁

・納豆オムレツ

・納豆パスタ

納豆に「梅とシソ」や「大根おろしと焼き海苔」をトッピングするとおかずの一品になります。

 

ポイント9 良質な油

油ものは控えめに、と言っても、全く油を取らないでいると肌の乾燥や便秘を引き起こすためよくありません。

オリーブオイルやごま油、ココナッツオイル、えごま油、亜麻仁油など、良質な植物オイルを取るようにしましょう。

<メニュー例>

・炒め物など加熱調理全般

・ドレッシング

・冷奴にかける

・パンに付ける

 

乳腺炎予防には水分も必要!?

乳腺炎の予防には、食事だけでなく水分補給も大切です。

水分が足りないと、母乳(血液)が濃くなって詰まりやすくなるからです。

糖分やカフェインの入っていない水分を十分に取りましょう。

乳腺炎で熱が出た時の治し方!」にも記載しているように、「乳腺炎の予防には温かい飲み物」を「乳腺炎で炎症があるうちは、常温もしくは少し冷たいもの」を飲むようにするのが上手な水分の取り方ですから覚えておいて下さいね。

ノンカフェインで栄養価の高い飲み物には、

・たんぽぽコーヒー

・たんぽぽ茶

・ルイボスティ

・番茶

・ほうじ茶

・ハーブティ

などがあります。

特に、体を温め母乳不足を解消する「たんぽぽコーヒー」乳腺の詰まりを予防するハーブティなら、乳腺炎予防に効果的です。

食事やリラックスタイムなど用途に合わせて飲み物の種類をいくつか用意しておくと、選ぶ楽しみもありますね!

おわりに

「乳腺炎と食事は関係ない」という意見もありますが、自分自身の経験からして、「食べたものは少なからず母乳に影響している」と思います。

しかし、乳腺炎のきっかけとなる食べ物は、人によってさまざまです。

そのため「○○なら食べても安心」「△△は食べてはいけない」とすべての人に言うことはできません。

甘いものを食べても乳腺炎にならない人は甘いものを食べてもいいと思いますし、揚げ物を食べても平気な人は揚げ物を食べていいと思います。

あなたにとって乳腺炎を予防する食事を見極めるためには、「赤ちゃんの母乳の飲み具合」と「ママの体の変化」をしっかりと観察することが第一です!

あまりストイックになりすぎず、乳腺炎を予防できたらいいですね!

 

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 - 母乳育児中のトラブル(白斑・しこり・乳腺炎など), 母乳育児中の食生活

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