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母乳育児でお悩みの方へ!3人の子供を完母で育てたママが母乳育児中にいい食べ物、授乳中のトラブル対処法をご紹介。

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母乳だと赤ちゃんが鉄分不足に?

      2015/10/09

「母乳にはミルクよりも、鉄分の含有量が少ない」「完母の赤ちゃんは貧血になりやすい」と言われるのを、ご存じですか?

「我が子が貧血になってしまったら大変!」と、母乳育児をためらうママもいるそうです。

本当に、母乳育児は赤ちゃんの貧血に繋がるのでしょうか?

気になるママのために、母乳と赤ちゃんの貧血について調べてみました。

 

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母乳には鉄分が少ないの!?

母乳はミルクに比べ、鉄分の含有量が少ない、ことは事実です。

産後半年くらいは、母乳中の鉄分の量は十分にあるのですが、産後半年を過ぎてくると、鉄分の含有量が少なくなってきます。

ちょうど、生後6か月くらいから「離乳食」が始まりますので、鉄分を含んだ食材を、意識的に与えると、不足している鉄分を補うことができます。

母乳はミルクと比べて、含まれる「鉄分の量」は少ないですが、「鉄分の吸収率」はミルクよりもはるかに高く、その50%近くが、体内に吸収されるそうです。

赤ちゃんの貧血を恐れるあまり、母乳からミルクに切り替えることは、母乳のメリットを全て失うことになってしまい、非常にもったいないことだ思います。

母乳だと赤ちゃんが貧血になりやすい?

一番気になる「母乳と赤ちゃんの貧血」についてですが「母乳育児が貧血の原因になるとは言い切れない」というのが、答えです。

特に、生後6か月未満の赤ちゃんの場合は、体内に鉄分を蓄えて生まれてくるので、通常であれば、鉄分不足にはならないそうです。

「母乳だから赤ちゃんが貧血になる」「ミルクだから貧血にならない」ということではありません。

どうして赤ちゃんは貧血になる?

・生後6か月未満の赤ちゃんの場合

赤ちゃんが貧血になる原因は、母乳ではなく「妊娠中」にあります。

通常、妊娠8か月を過ぎると、赤ちゃんは、ママからたくさんの鉄分を受け取り、体内に貯めておくようになります。

妊娠後期になると、貧血になる妊婦さんが多いのは、赤ちゃんに鉄分をたくさん送っているからなんですね。

しかし、赤ちゃんが胎内にいるとき、発育が悪かったり、未熟児であった場合は、ママから受け取る鉄分の量が少ないために、体内に充分な鉄分を貯めることができないまま、生まれてくることがあります。

そのような赤ちゃんは、生後6カ月未満でも貧血になる場合があります。

また、ママが妊娠中に「妊娠高血圧症」「妊娠糖尿病」「鉄欠乏性貧血」の場合も、生後6か月未満の赤ちゃんでも、貧血が見られる場合があるそうです。

・生後6か月以上の赤ちゃんの場合

産後6か月を過ぎてくると、母乳中の鉄分の含有量が減少することに加え、赤ちゃんの急激な体の成長に、鉄分の摂取が追いつかないと、貧血になります。

この時期の赤ちゃんは、離乳食の進みが遅かったり、食べむらがあったりするので、鉄分だけでなく、ほかの栄養素も十分に摂取できていないことの方が、多いようです。

うちの娘は、食が細かったので、ほとんどご飯を食べず、鉄分が豊富なレバーなんてもってのほかでした。母乳以外からの栄養は、ほとんど取れていなかったように思います。

離乳食の時期のお子さんは「偏食家」が多いので、全ての栄養素を過不足なく摂取できる子の方が、少ないのではないでしょうか?

 

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貧血を放っておくとどうなる?

赤ちゃんの成長には、鉄分が必要です。

貧血になると、赤ちゃんの体の発達や、運動の発達に影響が出ます。

さらに、脳に充分な栄養が行かない場合は、集中力の低下など、精神面の発達にも影響が出てきます。

赤ちゃんの場合「1歳6か月になるまで」もしくは「貧血になってから3か月以内」に治療をすれば、お子さんの成長への影響は少ないと言われています。

赤ちゃんの貧血の症状は?

赤ちゃんはまだうまくしゃべれないので、体調が悪くても症状を訴えることができません。

ママから見て、赤ちゃんが貧血かどうかを知るためのポイントをご紹介します。

・乳幼児なのに元気がない、疲れやすい
・遊ぶ気力がなさそう
・怒りっぽい、遊びに対して集中力がない
・顔色が白い
・瞼の裏が白い

乳幼児のお子さんは、たとえ貧血でも、元気に動き回ることが多いので、これらの症状がわかりにくいかもしれません。

ママが一番わかりやすいのは「瞼の裏の色」をチェックすることです。

あっかんべーをしたときに見える、瞼の内側の赤い部分が「白っぽく」なっていたら、貧血かもしれません。

自己判断は禁物ですので、気になる点があるときは、病院で検査してもらって下さい。

赤ちゃんが貧血と診断されたときの対処法は?

病院で、赤ちゃんが「鉄欠乏性貧血」と診断された場合は、鉄剤や食事療法で、治していきます。

病院で処方された「鉄剤」を飲めば、短期間で改善されますので、ママはお子さんに、鉄分の多い食事を与えるなどして、気を付けてあげて下さい。

・鉄分の多い食事

鉄分の含有量が多いのは、レバーです。中でも豚レバーが一番鉄分を含んでいます。

しかし、レバー嫌いのお子さんは多いですよね。

レバーが難しい場合は、牛肉や鶏肉、赤身の魚などでもいいでしょう。

小松菜やほうれん草、ヒジキや大豆、ゴマなど、鉄分を含む食材をまんべんなく取りいれたらいいと思います。

鉄分の吸収を良くするには、ビタミンCが必要なので、野菜や果物も一緒に食べさせると効果的です。

また、1歳未満のお子さんに牛乳を与えると、腸管から微量ですが出血するため、貧血になりやすくなります。

1歳を過ぎるまで、牛乳を与えないよう気を付けましょう。

母乳を与えているうちは、牛乳やフォローアップミルクは、特に必要ありません。

赤ちゃんの貧血の基準は?

鉄欠乏性貧血とは、血中のヘモグロビンの濃度が低い状態です。

世界保健機構(WHO)の貧血の基準は

・生後6か月~6歳まで「ヘモグロビンが11g/dl以下」
・6歳~14歳まで「ヘモグロビンが12g/dl以下」

となっています。

鉄欠乏性貧血は、生後6か月~1歳半のお子さんに多く、全体の10%くらいのお子さんが鉄欠乏性貧血になるそうです。

まとめ

母乳には、鉄分の含有量が少ないと言われますが、通常であれば「赤ちゃんの貧血と母乳は、直接的な関係はない」ので、安心した方も多いのではないでしょうか。

赤ちゃんは、鉄分を蓄えて生まれて来ますが、その貯蓄量は、誰にも決めることはできません。

母乳育児と赤ちゃんの貧血とは、何ら関係ないので、自信を持って、母乳育児を続けてほしいと思います。

赤ちゃんの貧血予防のために、ママができることは、ママ自身が鉄分の多い食事を摂ること、そして離乳食が始まっているのであれば、お子さんに鉄分の多い食事を与えてあげることだと思います。

 

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 - 母乳っ子の体の気がかり

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