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【小・中・高】睡眠時間と学力の関係は?

      2019/08/20

日本では、基本的な生活習慣のひとつとして「早寝早起きをしなさい」「十分な睡眠を取りなさい」と、小学生のうちから当たり前のように言われてきましたよね。

また、睡眠の重要性についてお子様へ言い聞かせている親御さんもいらっしゃるのでは?

実際に、睡眠不足になると勉強や仕事に集中できなかったり風邪を引きやすくなるなど自分自身に返ってきますから、ほとんどの人は睡眠は大事であることを知っているはずです。

 

私自身、睡眠不足が続くとまず顔が疲れて来ますし、口内炎ができたり頭痛がしたり肌がざらついたりと、明らかな自覚症状があらわれて来ます。

大人の私達ですら睡眠不足は日々の生活や健康に悪影響を与えるわけですから、成長期の子供にとって睡眠不足がいいわけありません。

 

しかし最近では、生活習慣の変化によって、夜遅くまで習い事や部活動を行っていたり、睡眠時間を削ってまで塾で勉強している子供たちが増えています。

 

また、子供が小学生くらいであれば子供の就寝時間を親が管理することができますが、中学生や高校生にもなるとそうも行かなくなってきますよね。

 

ただ「今の子供達は忙しいから」と言って、子供の睡眠不足を放っておくのはよくありません。

 

なぜなら睡眠は、学校の成績や受験の合格率までも左右するから。

 

今回は「睡眠時間と学力の関係」についてご紹介して行きます。

 

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小中学生の睡眠時間と学力の関係!調査結果は?

子供の睡眠時間と学力には相関関係があるのをご存知ですか?

高知県が県内の小中学生をもとにおこなった平成23年度の調査によると、次のような結果が出ました。

 

●小学生

睡眠時間 正答率
10時間以上 63.60%
9~10時間 69.30%
8~9時間 73.00%
7~8時間 73.80%
6~7時間 69.50%
6時間以下 61.00%

 

●中学生

睡眠時間 正答率
10時間以上 40.50%
9~10時間 51.90%
8~9時間 57.50%
7~8時間 59.30%
6~7時間 58.30%
6時間以下 54.60%

 

このように、睡眠時間が少ない子はテストの点が低いということがわかります。

 

ただ気になるのは、中学生においては睡眠時間が6時間以下の子供より10時間以上寝ている子の方が正答率が低くなっているという点です。

つまり、たくさん寝れば学力が高くなるわけでは無いということではなく、睡眠時間は多過ぎても少な過ぎてもいけないということがわかります。

上記の結果で見ると、睡眠時間が7~8時間の小中学生の正答率が最も高いようですから、学力のための理想的な睡眠時間は7~8時間だと言えそうです。

(関連記事:子供の睡眠不足の理由は?理想の平均時間より少ない?

高校生でも睡眠時間と学力に関係あり?

小学生や中学生はまだまだ成長段階ですから、睡眠が重要であることはわかります。

ただ、高校生にもなれば身体はほぼ大人と同じ。

大人になれば、睡眠時間が少なくても結果を残す優秀な人もいますから、学年が上がるほど学力と睡眠時間の関係は少なくなって行くのではないかと考える人もいらっしゃるのではないでしょうか?

ここでは、もう子供とは呼べない高校生の睡眠時間と学力の関係について取り上げてみます。

 

学習と眠りに関するイベント「脳活すいみん課外授業」の中では、高校生の「第一志望校に合格する子」と「睡眠時間」の関係について次のような発表がありました。

<睡眠時間と第一志望合格率の関係>

【睡眠時間が3~4時間未満】第一志望合格率と第一志望合格率はどちらも変わらなかった

【睡眠時間が4~5時間未満】第一志望校合格率より第一志望校合格者の割合の方が10.5%ほど高い結果になった

【睡眠時間が5~6時間未満】第一志望校合格者の割合の方が、2.5%高くなった

【睡眠時間が6~7時間未満】第一志望校合格者の方が1.5%高くなった

【睡眠時間が7~8時間未満】第一志望校合格者の方が、5.5%高くなった

【睡眠時間が8~9時間未満】第一志望校合格者の方が4%ほど高くなった

 

「睡眠時間が短いと不合格者の割合が高い」という結果が出ましたが、これは納得できそうです。

ただし、睡眠時間6~7時間の高校生も不合格者の数の方が多いという結果には正直驚いてしまいました!

この睡眠時間6~7時間というのは、ほとんどの高校生に当てはまる睡眠時間だと思いますし、6~7時間寝ていれば睡眠はそこそこ足りているように見えますよね。

しかし、上の内容を見る限りでは高校生にとって適正な睡眠時間は「7~8時間」であり、7~8時間の睡眠を取っている高校生ほど第一志望校の合格者が不合格者と比べて多いという結果が出ていますから、受験生のお子さんがいる家庭ではあと1時間早く寝る習慣を身に付けてあげましょう。

 

このように、小・中学生だけでなく、高校生にとっても睡眠時間と学力に相関性があることがわかります。

受験対策は、夜中まで勉強することではなく「早く寝ること」だと言えそうですね。

うちにも高校生の娘がいますが彼女は毎晩9時には寝ており睡眠時間は8時間取っていますから、しばらくはこのペースを守って欲しいと思っています。

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睡眠不足で学力が下がるのはなぜ?

見てきたように、睡眠時間が少ない子ほど学力が低い傾向にあることが結果として出ています。

ただ、たとえ睡眠時間が少ないとしても、その間寝ずに勉強しているのであれば学力は上がりそうな気がしませんか?

 

しかし、そうではありません。

睡眠時間を学習に充てていたとしても、睡眠不足だと学力がどんどん下がって行ってしまうのだそうです!

 

その根拠として良く言われることは、記憶の定着には睡眠が不可欠だと言うことです。

記憶を司るのは脳の「海馬」という部分ですが、睡眠不足だとこの海馬が小さくなってしまうのだそうです。

また、慢性的な睡眠不足では、脳の清掃管理機能を司るアストロサイトという細胞が活発に機能することがわかったのですが、このアストロサイトが情報伝達細胞のシナプスを傷つけてしまうこともわかっています。

これでは脳に信号が上手く伝わらず、思考が上手くまとまらなくなるのも頷けますね。

もちろん、睡魔によって集中力が阻害されれば、勉強の理解力も低下して行くのは明らかです。

 

このように、睡眠不足によって学力と深い関係にある脳がダメージを受けてしまうことによって、学力低下が起こると言えます。

まとめ

今回は睡眠時間と学力の関係について見て来ましたが、しっかり寝ている子ほど勉強もできるという結果が出ましたね。

さらに、睡眠不足だと脳がダメージを受けることが科学的にも証明されているわけですから、「寝る子は育つ」という言葉は体の発達だけでなく脳についても言えることがわかります。

しかし最近では、生活の夜型化のため就寝時間の遅い子供達が多く、さらには睡眠が足りないだけでなく朝起きれずに学校にも行けなくなる子供達が増えていると聞きます。

夜遅くまで勉強や習い事に励むのはほどほどにし、しっかりと睡眠時間を確保してあげる方が長い目で見てよい結果が出せるのではないでしょうか。

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 - スマホ・睡眠不足の弊害・引きこもり・毒親

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