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母乳育児でお悩みの方へ!3人の子供を完母で育てたママが母乳育児中にいい食べ物、授乳中のトラブル対処法をご紹介。

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授乳中に生理がきたら母乳の量が減る?

      2015/08/26

「母乳をあげている間は、生理が来ない」と聞いたことがありますか?

実際に、母乳育児中は生理が止まっている方は、多くいらっしゃいます。

その一方で、母乳育児中でも、産後すぐに生理が再開する場合もありますので、「授乳中は生理が来ない」とは言い切れません。

小さな赤ちゃんを育てている間は「面倒な生理がない方がありがたい!」ですが、生理が再開する時期は、自分でコントロールできません。

もし、母乳育児中に生理が再開した場合、一番気になるのが、「母乳への影響」ではないでしょうか?

今回は「母乳育児と生理の関係」や「授乳中に生理が再開した場合、母乳にどのような影響を与えるのか?」について、ご紹介します。

授乳中は生理が来ないと言われるのはなぜ?

「母乳育児」「ミルク育児」「母乳とミルクの混合育児」に関わらず、産後ママの約70~80%が「産後8か月くらい」で生理が再開しているそうです。

つまり、ほとんどのママが、産後1年以内に生理が再開しているということですね。

早い方では、産後2か月くらいから始まり「産後の悪露だと思ったら生理だった」という場合もあります。

一般的に、ミルクや混合の方に比べて「母乳育児を行っている人の方が、生理の再開が遅い」傾向にあります。

母乳育児を行っているママ達の生理再開の時期の平均は「産後1年2か月くらい」と言われています。

遅い方では、産後1年半以上経っても生理が再開しないこともあります。

なぜ、母乳育児を行っていると、生理の再開が遅れるのでしょうか?

その理由は、母乳を出すためのホルモンにあります。

母乳を分泌するためのホルモンである「プロラクチン」は、排卵を抑制する働きがあるからです。

母乳をたくさん分泌している間は、プロラクチンの作用で排卵が止まり、生理が起こらないのです。

そのため「授乳中は生理が来ない」と言われているのです。

授乳中の生理再開を遅らせるには?

母乳育児中の排卵を抑制しているのは「プロラクチン」というホルモンであることは、述べた通りです。

【プロラクチンが増える ⇒ 母乳の分泌を増やす ⇒ 排卵が抑制される ⇒ 生理が止まる】

ということなので、母乳をたくさん出すことは「生理の再開を止められる」と考えられます。

具体的には、

・1日5回以上、授乳している
・1回の授乳時間が10分以上
・夜間の授乳を行っている(※ホルモンの分泌は、夜の間に活発になるので、夜間の授乳はプロラクチンの量に影響を与えます。)

という場合です。

赤ちゃんの成長と共に、授乳回数が減ったり、夜間の授乳がなくなったりすると、生理が再開する可能性が高くなります。

一旦生理が再開した場合でも、再び授乳回数が増え、プロラクチンの分泌が増えた場合は「再び生理が止まる」ということもあります。

授乳中に生理が再開したら母乳をあげられない!?

「生理が始まったら、母乳をあげてはいけない」と思っている方もいるようですが、それは誤解です!

生理が再開しても、生理中でも、授乳をやめる必要はありません。

また、特に理由がない限り「生理が始まらないから、母乳育児をやめる」必要もありません。

授乳中に生理が来たら母乳の出が悪くなる?

「生理が来ると、母乳の出が悪くなる」とも言われています。

「生理中は、よく乳首を噛まれる」という経験をされた方はいませんか?

赤ちゃんが乳首を噛んだり、引っ張ったりするのは「母乳の出が悪い」というサインかもしれません。

「生理が来たら、母乳の分泌が減る」と言われますが、実は「母乳の分泌が減ったために、生理が来た」とも考えられます。

【母乳の分泌が減る ⇒ プロラクチンが減る ⇒ 排卵の抑制作用が弱まる ⇒ 生理が再開する】

というしくみです。

また、ホルモンの影響だけではありません。

母乳は血液から作られますが、生理によって血液が排出されることで、母乳が作られにくくなったり、生理中は血行が悪くなるので体が冷えやすくなり、冷えることで母乳の出が悪くなることも考えられます。

授乳中の生理で気を付けたいのは貧血!

母乳育児中は、母乳に栄養(鉄分)を取られますので、貧血になりやすい状態です。

(「母乳育児中のだるさは鉄分不足が原因?」に関連記事を書いています。)

更に、生理で血液が排出されると、授乳中の女性は、一般女性よりも貧血を起こしやすくなります。

貧血を予防するには、栄養バランスのいい食生活が欠かせません。

特に、鉄分の多い食品を意識して取りましょう。

鉄分の多い食品は、肉、魚、卵、乳製品、大豆、ひじき、ドライフルーツなどが上げられます。

特に、豚レバーには豊富な鉄分が含まれていますので、積極的に食べたい食品です。

しかし、豚レバーにはビタミンAも豊富であり、ビタミンAは「妊娠初期の過剰摂取は危険」と言われています。

もし、次の子を妊娠する予定のある方は、食べ過ぎには注意して下さい。

鉄分の吸収を良くするためには、良質なたんぱく質やビタミンCが必要ですので、たんぱく質や野菜類を上手に組み合わせて食べるようにしましょう。

また、カフェインは鉄分の吸収を妨げますので、食事の前後一時間は、カフェインの摂取を控えて下さいね。

(「授乳中にカフェインを控えるのはなぜ?」に関連記事を書いています。

まとめ

産後しばらくは、生理が来ない方が、赤ちゃんのお世話も楽ですし、自分の体も楽です。

とは言え、生理の再開時期については、自分の力ではどうにもできませんので、生理が再開したら、貧血や冷え性に注意しながら、乗り越えて行きましょう。

私には三人の子供がいますが、どの子も母乳が大好きだったせいか、成長しても大して授乳の回数が減らず、断乳まで生理が来ませんでした。

しかし、私の周りのママ達で生理が再開した方は「離乳食が始まって、赤ちゃんが母乳を飲む量が減った」とか「夜間の授乳がなくなった」という方が多かったように思います。

やはり、授乳回数が減ると、生理が再開する傾向にあるのは確かなようです。

そんなママ達は「生理中は母乳が出にくい気がする」「生理中の母乳は嫌がる」と言っていました。

母乳の味が変化するのは、生理の影響かもしれませんし、生理中によくある「甘いものの食べ過ぎ」などが原因かもしれません。

生理中は母乳の分泌が減り、貧血にもなりやすいので、栄養と休養はしっかり取るようにして下さいね!

 - 母乳育児中のママの体, 産後の生理

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