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母乳育児でお悩みの方へ!3人の子供を完母で育てたママが母乳育児中にいい食べ物、授乳中のトラブル対処法をご紹介。

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産後の初乳が出ない!?

      2016/09/29

出産後、最初に出てくる母乳を「初乳」と言います。

赤ちゃんを出産したら、誰でもすぐに、初乳が出るのでしょうか?

 

答えは「NO」です。

 

産後すぐは、ほとんどのママが「初乳が出なくて当たり前」なのです。

ママ達の中には「出産前から母乳が出てくる」という、うらやましい方もいますが、大半の方は出ません。

だから「すぐに初乳が出ない(汗)」と焦らなくて大丈夫です!

 

私自身、3回も出産経験があるにも関わらず、3回とも、産後すぐに初乳は出てきませんでした。

 

初乳には、赤ちゃんにとって大切な成分がたっぷり含まれています。

初乳の分泌量は少なく、初乳の分泌が終わると「母乳」に変化してしまいます。

 

今回は、とっても貴重な「初乳に含まれる成分」や、初乳が与える「赤ちゃんへのメリット」「初乳を出すにはどうしたらいいのか?」についてご紹介してきます。

 

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1、初乳とは?

初乳とは「産後1週間くらいの間に分泌される」母乳です。

通常の母乳は、見た目がさらさらしており、米のとぎ汁のような、薄い白っぽい色をしていますが、初乳の場合は、黄色くトロッとしています。

初乳と母乳は、栄養価が異なるので、区別されています。

2、初乳に含まれる栄養

初乳には、母乳と異なる栄養素が含まれています。

 

初乳特有の黄色い色は、初乳に含まれるベータカロチンの色だそうです。

そのほか初乳には、ビタミンA、E、B12、鉄分、カルシウム、リン、ナトリウム、オリゴ糖などが含まれます。

特に注目すべき栄養価は「免疫抗体」「ラクトフェリン(たんぱく質)」「コレステロール」があげられます。

 

○免疫抗体

免疫抗体は、赤ちゃんを、細菌やウイルスから守る働きがあります。

その効果は、約半年間、続くそうです。

「母乳を飲んでいる赤ちゃんは風邪をひかない」と一般的に言われるのは、この免疫抗体によるものです。

とは言え「病気にかかりにくい」というだけであって「まったく病気にかからない」わけではありません!

うちの子は、生後2か月で、ウイルス性の病気にかかってしまいました。

 

○ラクトフェリン(たんぱく質)

ラクトフェリンにも、赤ちゃんをウイルスから守る働きがあります。

ラクトフェリンは、大腸菌やブドウ球菌、C型肝炎ウイルスなど、多くのウイルスや感染症に対する免疫力を高めてくれるそうです。

最近ではラクトフェリン入りのヨーグルトや健康食品、サプリメントもあるほど、非常に注目されている成分です。

 

○コレステロール

コレステロールは、赤ちゃんの神経系発達に不可欠で、細胞膜を作る働きがあります。

母乳にもコレステロールは含まれますが、初乳のコレステロールの含有量は、母乳よりも多くなっています。

コレステロールと聞くと、「高コレステロールはよくない」「コレステロールを下げよう」などという「悪い」イメージがありませんか?

赤ちゃんの食事(母乳)にコレステロールが含まれていることに、不安があるかもしれませんが、母乳で育った子供は、大人になってからコレステロール値を低くし、動脈硬化になりにくい、と言われています。

 

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3、初乳を出すために大切なことは?

初乳を出すための一番のポイントは「赤ちゃんに乳首をたくさん吸わせること」です。

なぜなら母乳は「赤ちゃんが乳首をくわえ、乳首を吸う刺激が脳に伝わり、ホルモンが活発になることで作られるから」です。

出産しても、赤ちゃんに乳首を吸ってもらわない限り、母乳は出てきません。

生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ母乳を上手に飲めなかったり、すぐウトウト眠ってしまうので、赤ちゃんの抱き方を工夫したり、足のうらをくすぐって起こしたりして、頻繁に乳首を吸ってもらうようにしてください。

ママの方も、出産の大仕事を終えたばかりで、体力的につらかったり、ゆっくり休みたいと思いますが、授乳そのものに慣れるためにも、赤ちゃんに何度も乳首を吸わせるようにしましょう。

母乳育児を初めて行うママにとって「初乳を出すって、こんなに大変なの?」と驚く方もいるのではないでしょうか?

何度も赤ちゃんに乳首を吸わせることは、体力的に疲れますし、時には、乳首に傷がついたり、乳首の皮が剥けてしまったり、乳首に痛みを感じる場合もあります。

私も入院中、乳首の痛みで「母乳育児は無理かも!」と弱音を吐いたことがあります。

私のように、初乳が出てくるまでは、辛いときがあるかもしれません。

しかし、たとえ「何も出てこない乳首」であっても、赤ちゃんの口に入れてあげて下さい。

根気よく吸わせていれば、数日のうちに、初乳が滲んでくるはずです!

赤ちゃんに何度も吸わせる「頻回授乳」というのは、母乳の量を増やすためにも効果的です。

もしあなたが母乳不足で悩んだときは、まず一番に「頻回授乳」を行ってみて下さいね。

母乳育児を行っていく中で「頻回授乳」は、さまざまなトラブル時でも効果を発揮してくれますので、覚えておいてください。

「母乳育児が軌道に乗るには?」の記事に頻回授乳の効果について書いていますので参考にしてみて下さい。)

 

頻回授乳と同時に、初乳や母乳を出すために大切なことは「母乳がよく出る体」を作って行くことです。

母乳を出すには、母乳の素である「血液」と「水分」、そして母乳を作り出すための「エネルギー」が必要です。

そのため、産後は栄養と水分を補給し、産後のダメージから母体を回復させ、元気な体を取り戻さなければなりません。

産後は忙しさのあまり、バランスのいい食事をとるのが難しく、栄養不足や疲労によって母乳が増えて行かないケースもあります。

そんなときは、産後の母体をサポートする産後ママ専用の「母乳サプリ」の力を借りることもお勧めです。

まとめ

出産をし、赤ちゃんの口に何度も乳首を含ませることで、必ず初乳は出てきます。

栄養満点の初乳を、ぜひ赤ちゃんに飲ませてあげて欲しいと思います。

また、ママの方は、出産の大仕事から体が回復していないときですが、赤ちゃんに乳首を吸わせることが、母体の回復を早めることに繋がります。

「赤ちゃんのおかげ」で、初乳が分泌され始め、産後の体の回復が促進されるのです!

そう考えると、ママと赤ちゃんの関係は、出産直後から「切っても切り離せない関係」なのだと思いませんか?

 

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 - 母乳を増やす方法

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