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貧血の原因は授乳だけではない?産後の貧血の原因と対処法は?

      2017/04/03

産後の時期は、疲れやすかったり、冷えが悪化したり、時折めまいを感じるのはよくあることです。

しかしこれらの体調不良が、産後いつまで経っても治まらなかったり、寝込むほど悪化するようであれば、その原因は「貧血」かもしれません!

私の場合、産後の貧血は免れましたが、妊娠中はずっと貧血に悩まされていたため、貧血の辛さは経験済です。

たとえ、これまで貧血とは無縁だった方であっても、出産を機に「産後から貧血を発症する」こともありますので注意が必要です。

 

今回は「産後に貧血が起こりやすい原因」と「産後の貧血への対処法」についてご紹介して行きます。

 

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授乳だけではなかった!産後の貧血の原因は?

産後の時期、貧血に悩まされる女性は少なくなりません。

なぜ、産後は貧血になりやすいのでしょうか?

その理由はいくつかありますので、それぞれ見て行きましょう。

 

<お産時の出血量が多かった>

お産というのは、出血を伴うものですよね?

出産時の出血というのは、子宮内から胎盤がはがれるときの出血であったり、会陰が裂けたときの出血であったりするのですが、通常500mlまでの出血量であれば問題ないとされています。

(平均的な出血量は、300mlくらいだそうです。)

しかし、お産のときに産道に大きな傷ができたり、太い血管が切れてしまうなどの理由によって、出血量が500mlを超えてしまった場合、貧血を招くことがあります。

 

<子宮の収縮が悪い>

赤ちゃんが生み出されたのち、胎盤が排出されると、子宮は自ら収縮を始めます。

それと同時に血管も収縮するため、通常は出血が治まって行くのですが、子宮の収縮が悪いとなかなか止血されず、出血過多となり貧血を招きます。

 

<妊娠中から貧血であった>

私もそうでしたが、妊娠中は貧血になりやすい状態です。

妊娠中は胎児へ血液を送ったり、出産時の出血に備えて、母体の血液量が増えるのですが、血液中の赤血球の量は思ったほど増えて行かず、血液が薄まり貧血となります。

妊娠中に貧血であった方は、出産時の出血量が正常範囲内であっても、産後の疲れや授乳によって貧血を改善することができず、出産後も貧血を引きずってしまうことがあります。

 

<授乳>

母乳のもとは血液です。

もちろん「授乳=出血」ではありませんが、母乳を作り出すにはより多くの血液が必要になるため、母乳育児を行っているママは貧血になりやすいと言えます。

 

<栄養不足>

産後のママは、育児に追われてゆっくり食事をする時間もなければ、栄養バランスを考えた食事を作る時間も取れませんよね?

そのため、たとえ食事の量は十分であっても、貧血を改善するような栄養を取れていない可能性があります。

慢性的な栄養不足や鉄分不足になると、貧血になります。

 

<疲労・睡眠不足>

産後のママは、慣れない子育てでくたくたに疲れていますよね?

さらに夜間の授乳などで、疲労から回復するための睡眠すら十分にとれなくなります。

疲労や睡眠不足が続くと、貧血から回復するエネルギーが不足し、貧血が長引いてしまいます。

 

このように、産後に貧血を起こす原因はたくさんあります。

特に授乳中のママは、意識的に貧血を改善するよう努めて行かないと、いつまでたっても貧血から回復できず、数年間に渡って貧血が続いてしまうケースもあります。

 

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産後に貧血になりやすいのはどんな人?

出産をきっかけに「貧血になる人」もいれば「ならない人」もいます。

貧血になりやすい人とは、どのような人なのでしょうか?

下記に当てはまる方は、注意が必要です。

 

・多胎妊娠の方

・お産が長引いた方

・胎児が大きい(巨大児)を出産した方

・過去の出産で、出血過多の経験がある方

・出産経験の多い方(6回以上)

・授乳中に生理が戻った方

 

このように、出産時に出血過多のリスクが高い人や、双子への授乳でより多くの母乳の量が必要となる人、授乳期に生理が戻った人は、母体の血液量が不足するため、貧血のリスクが高まると言えそうです。

産後の貧血の対処法は?

産後の貧血を放置しておくと、やがてベッドがら起き上がることがしんどくなったり、一日中寝込んでしまったり、めまいがしたりと育児に支障を来すようになるでしょう。

「産後だから仕方ない」「疲れているのはみな同じ」と放置せず、その疲れの原因が貧血である可能性を考えて、貧血への対処をして行きましょう。

 

<食生活に気を付ける>

貧血を改善するには、何といっても「食事」が大切です。

私達の身体は、私たちが食べたもので作られているわけですから、ぜひ鉄分の多いものを食べるようにして下さい。

鉄分には、ヘム鉄と非ヘム鉄の2種類ありますので、それぞれバランスよく食べることが大切です。

 

◇ヘム鉄

・肉類(レバー、赤身の肉)や魚介類(かつお、まぐろ、いわしなど赤身の魚、貝類)など・動物性食品に含まれます。

・体内の吸収率に優れています。

 

◇非ヘム鉄

・ほうれん草や小松菜などの一部の野菜、大豆製品、卵、乳製品などに含まれます。

・体内の吸収率はヘム鉄より劣りますが、ビタミンCやお酢と一緒に摂取すると吸収率がアップします。

 

このように、鉄分は脂肪分が多い肉類や乳製品に多く含まれますので、鉄分を摂取したいあまり「ばっかり食べ」をしてしまうと、乳腺炎の原因になる可能性があります。

鉄分が含まれた食材をまんべんなく食べるように気を付けましょう。

また、鉄分の吸収を妨げるタンニンが含まれた緑茶や紅茶は、しばらく控えたほうがいいかもしれません。

 

(「母乳育児中のだるさは鉄分不足が原因?」に関連記事を書いています。)

 

<鉄の調理器具を使う>

鉄のフライパンで調理したり、鉄の急須(鉄瓶)でお湯を沸かすと、熱で溶け出した鉄分を補給することができます。

鉄の調理器具を用いることも、貧血改善には効果的です。

 

<とにかく休む>

貧血を改善するには「血液を作るためのエネルギー」が必要です。

産後の生活やストレスでエネルギー不足が続くと、いつまで経っても貧血を改善することができません。

家事は手抜きでいいですから、とにかく横になり、身体を休めるようにして下さい!

赤ちゃんのお昼タイムに家事を済ませるのではなく、一緒に寝てしまいましょう。

また、急なめまいを防ぐために、動くときは「ゆっくり」を心掛けましょう。

 

<授乳する>

「授乳は貧血の原因となりうる」ため、一見矛盾しているように思いますが、授乳の際に分泌されるオキシトシンというホルモンは、子宮の収縮を促す働きがあります。

つまり、「授乳を行うことで子宮の回復が早くなり、子宮からの出血を止めることができる」と言えるでしょう。

産後、子宮回復が遅い方は、赤ちゃんにたくさん乳首を吸ってもらって下さい。

 

<病院で治療を受ける>

食生活に気を付けたり身体を休めるように努めても貧血が改善されない場合は、病院で鉄剤を処方してもらうことといいでしょう。

薬物療法には、錠剤、シロップなどのほか、注射もあります。

鉄剤でしたら、食品から摂取する鉄分の摂取量をはるかに上回ることができますので、貧血改善の効果が期待できると思います。

ただ、鉄剤は、効果が高い分、胃に負担がかかるため吐き気などの副作用が起こりやすいというデメリットがあります。

まとめ

私は妊娠中に貧血だったのですが、貧血が続くと「その身体の状態が当たり前」だと思ってしまい、だんだん体の不調に慣れてきてしまうのですが、貧血が改善されると「身体ってこんなに軽かったんだ!」とわかりますよ!

育児疲れで、「食欲がない」「食べる力すらない」「メニューを考える余裕がない」という方もいらっしゃるかと思いますが、そんなときは、何でもいいからとにかく食べましょう!

食べなければ、頭も回りませんし、身体も動きません!

食べて、寝て、エネルギーが補給できたら「貧血によさそうなもの」を食べるようにして下さい。

貧血に陥るほど、産後の身体は疲れているのです。

ぜひ、自分の身体を労り、元気な身体を取り戻して下さいね!

 

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 - 産後の貧血・爪

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