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産後にきび!授乳中に漢方薬を飲んでいいの?

      2016/06/05

産後しばらくしてから、急ににきびができ始めることがあります。

 

突然、現れ始めたにきびに、びっくりしませんか?

いくつになっても、にきびが出来ると嫌な気分になりますよね?

 

にきびを改善するために皮膚科へ行くと、塗り薬を処方されることもありますが、塗り薬ではなかなか改善されない方もいらっしゃいます。

 

なぜなら、産後のにきびの根本的な原因は、ホルモンバランスの乱れだからです。

 

そのため、体の中から、にきび対策をしていく必要があります。

 

産後にきびを改善するために、「体質改善をしたい!」「そのために、漢方薬を試してみたい!」という方もいらっしゃると思いますが、本当に、漢方薬でにきびが改善されるのでしょうか?

 

今回は、「産後のにきびにお勧めな漢方薬」と「授乳中でも漢方薬を服用できるのかどうか」について調べてみました。

 

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漢方薬の特徴は?

これまでに、漢方薬を使ったことがありますか?

 

漢方薬とは、自然界の植物(薬草)や、動物、鉱物から取った生薬を組み合わせて作られたお薬です。

そのため漢方薬には、副作用が少ない、という特徴があります。

漢方薬は、個人の体質や特徴などを総合的に見ながら、体全体の調子を整え、根本的な体質改善を行うことによって、症状を和らげていくものです。

この点において、同じ病気や症状だったとしても、病気だけに注目して治療する西洋医学と異なります。

 

漢方医学において、個人の体質を「証」と言います。

証には3通りあります。

 

・実証タイプ⇒固太り、筋肉質、体力があるタイプ

・虚証タイプ⇒虚弱体質、体力がない、筋肉が少ない、顔色が悪く弱々しいタイプ

・中証タイプ⇒中肉中背、体力は中程度、実証と虚証を併せ持つタイプ

 

漢方薬は、個人の証(体質)と症状の両方を見ながら対処していくものなので、証が合っていない場合は、症状が改善されないどころか、副作用が現れることもあります。

そのため、漢方薬を選ぶときは、自分の体質に合ったものを選ぶことが大切です。

漢方薬を処方してもらう場合は、必ず漢方専門の医師にお願いするようにしましょう。

 

産後にきびにお勧めの漢方薬は?

漢方薬の生薬は、約700種類もあると言われています。

もちろん、にきび改善に効果的な漢方薬もあります。

漢方薬の場合、にきびに直接働きかけるのではなく、にきびが出来る原因となっている体質を改善しながら、にきびを治していくことになります。

例えば、産後のホルモンバランスを整えたり、免疫力を高めることによって、にきびをできにくい体にしていくわけです。

 

産後にきびにお勧め漢方薬をいくつかご紹介します。

 

<十味敗毒湯>

皮膚の赤み、腫れ、炎症お抑える働きがあります。

にきびが熱を持ち、化膿してしまう方にお勧めです。

体力が中程度の方に向いています。

 

<加味逍遥散>

女性ホルモンの整える、血行を促進して冷え性を改善する、上半身の熱(のぼせ、ほてり)を冷ます働きがあります。

イライラしたり、眠れなくなったり、精神が不安定になりやすい方に適しており、ストレスによってにきびができやすい方にお勧めです。

主に女性に用いられる漢方薬で、体質は虚証の方に向いています。

 

<当帰芍薬散>

血行を良くして、貧血や冷え性を改善したり、むくみ、頭痛、肩こりなどの症状を和らげる働きがあります。

また、ホルモンバランスを整える働きがあるので、生理前後ににきびができる方にお勧めです。

体質は虚証の方に向いています。

 

<清上防風湯>

顔の熱(ほてり)を取り、顔の炎症を抑える働きがあります。

赤く腫れたにきび、炎症の起きたにきびを改善する働きがあります。

体力があり、赤ら顔の方に向いています。

 

漢方薬は、西洋医学の薬と違い、すぐに効果を実感できるものではありません。

人によっては、数日で変化を感じられる方もいらっしゃいますが、漢方薬でにきびを改善するには、一般的に「数カ月~数年」に渡って、漢方薬を服用しなければならないこともあります。

 

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漢方薬でにきびが悪化する?

漢方薬は、副作用が少ないと言われてはいるものの、副作用がゼロではありません。

漢方薬の副作用には、吐き気、便秘や下痢、めまいなどがあります。

服用している漢方薬が証(体質)にあっていないと副作用が出やすいので、証にあった漢方薬を選ぶことが大切です。

 

そして、副作用と間違えやすいのが「好天反応」です。

好天反応とは、「漢方薬の働きによって体内の毒素が排出されるため、一時的に症状が悪化し、その後徐々に改善されていく」というものです。

 

にきびの場合は、にきびが悪化することが多いようです。

好天反応が治まるまでは、数日~数週間かかることもあり、個人差が大きくなっています。

 

漢方薬を開始してからにきびが悪化したからと言って「証に合わない」と服用をやめてしまうと、いつまでたっても漢方薬の効果を得ることができません。

好天反応の時期は、水分をしっかりとり、排尿や発汗などで体内の毒素を排出し、ストレスを溜めずに乗り切るようにしましょう。

 

授乳中に漢方薬は飲めるの?

産後にきびは、授乳中であってもできます。

一般的に、授乳中は薬の服用を控えなければなりませんが、漢方薬はどうでしょうか?

 

「ママが薬を服用すると、母乳を通じて赤ちゃんへ薬の成分が移行する」と言われていますが、これは漢方薬であっても同じです。

 

母乳へ移行する薬の量は、母体の全身の血液量のうちの「1%程度」と言われています。

そのため、薬の移行率が微量であることから、赤ちゃんへの影響はないとも考えられます。

特に、漢方薬は、自然の生薬で出来ており、薬の副作用が少ないことから、授乳中でも処方されることが多いようです。

 

しかし、漢方薬の中には、赤ちゃんへ悪影響を与える可能性のある成分が含まれた漢方薬があるのも事実です。

にきび改善の漢方薬に限っては、母乳を通じて赤ちゃんへ何か影響があったという報告はないそうですが、長期に渡って飲み続けた場合の赤ちゃんへの影響については、現在のところ「わからない」のが事実だそうです。

個人的には皮膚科で処方される西洋薬を飲むよりは、漢方薬の方がいいと思いますが、母乳へ薬が移行するのは事実です。

「微量であっても、赤ちゃんへ薬が移行するのは嫌!」と考えるのか「これくらいなら大丈夫!」と考えるかは、個人の判断になります。

 

(「産後にきびは皮膚科で治療?授乳中に塗り薬は使える?」に関連記事を書いています。)

 

産後にきびを改善するには?

授乳中の産後にきびを改善するために、漢方薬を試してみるのもいいかもしれません。

しかし、薬の影響を考えると「漢方薬を使いたくない!」という考えの方もいらっしゃると思いますし、「近所に漢方専門の病院がない!」という方もいらっしゃるでしょう。

 

では、漢方薬に頼らず、産後にきびを改善するにはどうしたらいいのでしょうか?

 

産後にきびの主な原因であるホルモンバランスについては、自分の力でどうにかなるものではありません。

ストレスを溜めない、睡眠不足を改善する、など生活習慣を見直すことによって、ホルモンバランスの乱れをこれ以上悪化させないようにすることくらいしかできないと思います。

 

では、授乳中のママができることはどんなことでしょうか?

 

それは、「正しいスキンケア」です。

 

産後にきびが出来ていると、肌がオイリーに感じられるかもしれませんが、産後にきびの原因は、肌の乾燥が引き起こしていることがあります。

肌が乾燥すると、肌が固くなるため、少しの皮脂でも毛穴が詰まりやすくなるのです。

そのため、にきびそのものを治すというよりは、肌を柔らかく保ち、にきびのできにくい肌を作っていくことが大切です。

実際に、保湿に重点を置いたスキンケアに変えただけで、にきびが改善することもあります。

 

肌の保湿のためには、洗顔のやり過ぎに気を付け、肌をゴシゴシ擦らないようにして下さい。

にきび用の洗顔料は、皮脂を取り除き過ぎてしまうので、無添加で低刺激な洗顔料に変えるといいでしょう。

 

そして一番大切なのは、保湿剤選びです。

保湿力が高いもの、肌にやさしい低刺激なもの、できるだけ無添加なものを選んで下さい。

保湿に優れた無添加のにきび用オールインワンジェルなら、産後の敏感肌でも安心して使えるだけでなく、産後の忙しいママにお勧めです。

まとめ

私も産後にきびができましたが、授乳中は薬を服用してはいけないと思い込んでいたため、スキンケアで何とか乗り越えました。

漢方薬について調べてみると、授乳を通じて赤ちゃんへの影響がないと言われているものもあるので、信頼できる漢方医によって処方された漢方薬であれば、試してみるのもいいかもしれません。

漢方薬はドラッグストアでも手に入りますが、自分で「証」を見極めるのは難しいそうなので、自己判断で購入するのはやめてくださいね。

 

産後にきびは、一時的であるとはいえ、とても気になるものですよね。

にきびそのものを治すというよりは、にきびの出来にくい肌作りを意識してみて下さい。

そのために、まずは肌の乾燥を防ぎ、肌のバリア機能を強くして行きましょう!

 

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 - 産後の肌荒れ・にきび

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