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血が混じった母乳は乳がんのサイン?赤ちゃんへがんは感染する?

      2017/02/12

日本人女性にとって、一番罹患率の高いがんが「乳がん」です。

一般的に、乳がんにかかるのは40代後半から50代がピークとされていますが、現在では30代の乳がんも珍しくなく、若い世代の乳がんが増えているように感じます。

 

そのため、子育て世代の私達でも、乳がんは他人事ではなくなってきていると思います。

 

もし授乳中に「いつもと違う母乳」が出てきたら、例えば「血」が混じっていたら、それは何らかの異常のサインだと思いますよね?

 

今回は、「母乳の異常」と「授乳中の血乳と乳がんの関係」「乳がんの母乳を赤ちゃんへ与え場合、赤ちゃんにがんが感染する危険があるかどうか」について調べてみました。

 

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母乳に血が!その原因は?

授乳中、「あれ?母乳の色がおかしい?!」と母乳の異常に気付いた経験はありませんか?

 

例えば、

 

・母乳を絞ったら血が混じっていた

・母乳パッドや下着に血が付いていた

 

このように、白色の母乳に茶色や赤い色が混じっていたら驚いてしまいますよね?

 

もし母乳に血が混じっていた場合、まずは慌てず、乳首をよく観察してみて下さい。

 

授乳中の出血は、しばしば起こることであり、これには次のような原因が考えられます。

 

 

<乳首の傷>

乳首のマッサージや、赤ちゃんへの頻回授乳によって、乳首が切れてしまい、そこから出血していませんか?

この場合、傷の痛みを伴いますので、傷口からの出血であると自覚しやすいでしょう。

 

<乳管内の毛細血管からの出血>

母乳を出すために自己流の無理な乳房マッサージを行ったり、搾乳機の誤った使い方などによって、乳房の中の毛細血管が切れてしまうと、血乳が出ることがあります。

この場合、一つの乳口から出血するのではなく、複数の乳口から出血することが特徴です。

1週間ほどで血乳が治まるようであれば、心配ない血乳だと思われます。

 

また、血乳とはちょっと違いますが、乳首から黄緑色をした膿のようなものが出てくることもあります。

これは、陥没乳首の方によく見られる症状であり、乳首が陥没していることで乳管が閉じられてしまい、感染を起こすことで起こります。

 

このように、授乳中に限っては、母乳に血が混ざったり、乳首から膿が出ることはしばしば起こることであり、血乳は母乳トラブルの一つだと考えられます。

授乳中の血乳は乳がんのサインであることも?

授乳中の血乳はよく見られるものとは言え、授乳が原因による血乳ではなく、体の異常を示している血乳もあります。

 

体の異常として現れる血乳には、

 

・乳がん

・乳管内乳頭腫

・乳管拡張症

 

があります。

 

それぞれ簡単にご説明します。

 

<乳がん>

血乳が出た場合、特に一つの乳口から出血した場合に疑われるのは乳がんです。

乳管内や乳腺にある悪性の腫瘍(しこり)によって、血乳が見られます。

 

<乳管内乳頭腫>

乳管内乳頭腫とは、乳管内にできる良性の腫瘍のことを言います。

乳管内乳頭腫の場合、良性の腫瘍が悪性に変化する可能性があります。

つまり、乳がんを発症しやすいと考えられます。

そのため、定期的な検査を行ってこまめな経過観察をして行くことが大切です。

乳管内乳頭腫は乳がんへ移行するリスクがあるとは言え、乳がんを予防する目的で外科的治療(乳房切除など)をする必要はないそうです。

 

<乳管拡張症>

乳管拡張症とは、乳管が異常に拡張し、その周囲に炎症を起こす病気です。

授乳中は、母乳が乳管を拡張させるため乳管拡張症は起こりやすいのですが、卒乳後であるにも関わらず、血乳を伴う乳管拡張症の場合は注意が必要です。

なぜなら、乳がんなどの腫瘍からの出血が原因で、乳管が拡張している可能性があるからです。

 

 

いずれの場合も、専門医のもと超音波検査を行い、血乳の原因を確かめる必要があります。

「おかしいな?」と感じたら、すぐに病院へ行くようにしましょう。

(※乳がんプラザのHPを参考にしました)

 

 

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乳がんがある母乳は味が変わる?母乳で乳がんは感染するの?

ところで、乳がんになると、母乳の味は変化するのでしょうか?

これについては、赤ちゃんにしかわからないことですが「乳房の異常によって母乳の味が変化する」ということは、十分考えられると思います。

これまで順調だった授乳が、あるときを境に「急に赤ちゃんが母乳を飲まなくなった」「どちらか片方の母乳のみ嫌がるようになった」のであれば、乳がんをはじめ、何らかの乳房の異常があると考えられます。

 

もちろん、母乳の味が変わるのは、乳がんなどの深刻なケースばかりではなく、例えば乳腺炎のときや、ママの食事内容によっても変化します。

そして、赤ちゃんが母乳を嫌がるのは、母乳の味が変化したときだけでなく、母乳の出が悪いとき、母乳が出過ぎるとき、授乳のポジショニングが悪いとき、乳首の向きや固さが好みでないときなど、さまざまなケースが考えられます。

 

そのため「母乳を飲まない=乳癌かも?」とすぐに疑う必要はありませんが、乳がんになったママの中には「そう言えば、あの時から母乳を飲まなくなった・・・」と、後になって「乳がんが発症した時期」と「赤ちゃんに変化が見られた時期」が重なっていたことに気付く方もいらっしゃるようです。

 

もちろん、たとえ乳がんの母乳であっても、おいしくゴクゴクと母乳を飲む赤ちゃんもたくさんいます。

そんなとき、「もしかして、母乳を通じてがんが赤ちゃんへ移るのではないか?」「赤ちゃんにがんを移してしまったら大変!」と母乳育児を後悔してしまう方がいらっしゃるかもしれません。

 

でも、大丈夫です!

 

母乳を通じて、赤ちゃんへがんが移ることはありません!

がんは感染症ではありませんので、風邪やインフルエンザのように、人から人へ移りません。

そのため、たとえ乳がんが発覚したとしても、母乳育児を後悔しないでください!

もし、上のお子さんがいらっしゃる場合は「がんは人に移る病気ではない」ということをしっかり教えてあげるといいですね。

まとめ

授乳中に限ったことではありませんが、もし乳首から血が出てきたら驚きますよね。

「何か悪い病気なのではないか?」と疑うのは当然のことだと思います。

授乳中の血乳はよく見られるものなので「血乳=乳がん」とは言い切れませんが、その可能性がゼロではないことも確かです。

気になる血乳であれば、迷わず病院へ行ってください。

 

私は乳がん未経験ですが、母親が乳がんでした。

そのため、乳がんの闘病生活を身近で見てきましたので、ある程度の知識はありますが、「授乳中の乳がん」については、言葉を失います。

乳飲み子を抱えながら乳がんと戦う辛さは、想像を絶するものだと思います。

現在、赤ちゃんを抱えながら闘病中の方へ、私にはかける言葉が見つかりません。

「頑張れ」「元気を出して」などと、軽く言うことができません。

ただただ胸が痛みます。

一つだけ言えることがあるとすれば、「たとえ限られた時間だったとしても、赤ちゃんのために母乳育児を行ってきた自分自身を誇りに持ってほしい」ということです。

 

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 - 母乳育児と乳ガン

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