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毎日新聞コラム「母と乳」を読んで④

      2015/10/09

毎日新聞コラム「母と乳」の第4回目は、ミルクで育てているお母さんの悩みについて紹介されていました。

ミルクで育てている多くのお母さんが感じている「劣等感」や「罪悪感」のようなものが書かれていました。

なぜ、母親は「母乳かミルクか」で、こんなにも悩まないといけないのでしょうか?

母親たちを追い詰めるのは、「母乳推進」という世の中の風潮のせいなのでしょうか?

毎日新聞コラム「母と乳」の第4回目の感想を書いてみます。

 

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ミルクへ抵抗を感じるのはなぜ?

今回紹介されているお母さんの言葉に

ミルクを批判されたことはないが、「自分が悪いことをしているように思えてきた」

(mainichi.jpより引用)

とあります。

確かに、日本だけでなく、WHOやユニセフなど、世界的に母乳推進を掲げているので、ミルク育児というのは、それに反する(?)ように感じるのかもしれません。

また、母乳(初乳)に含まれる「免疫力」を、赤ちゃんへ与えられないということに、罪悪感を感じてしまうのかもしれません。

このお母さんが出産した病院のように、母乳育児に力を入れ、助産師のきめ細かいサポートを行っているところでは、母乳育児への強い思いから、母乳育児を「強制」しているように感じることもあるのかもしれません。

だから、ミルク育児がまるで悪いことのように感じられ、周りの目を気にしながら授乳することになってしまったのではないでしょうか?

母乳育児を希望し、なかなか軌道に乗らなかった私としては、このような母乳育児に熱心な病院で出産したかったなあと思いますが。

母乳育児をやっていきたいなら、手厚いサポートを受けられるところ、逆にミルク育児を行っていきたいのであれば、母子別室で、母乳育児に力を入れていない分娩施設を選ぶべきだと思います。

また、分娩施設側でも、出産前に「母親の希望」を聞いておくと、いいと思います。

自分の子育ての方針に合った分娩施設を選べば、同じような考えの人にも出会えますし、子育てをしていく上で、励まし合っていけるのではないでしょうか?

「母乳、母乳」と騒がれている節がある中で、実際に母乳育児を行っている人は、出産後1カ月で約30%に減っているそうです。

それだけミルク育児を行っている人が多いのですから、ミルク育児だからと言って、肩身の狭い思いをする必要がない気がします。

このお母さんは次のようにも言っています。

「初産では、何をするにも出産した病院か自分の親ぐらいしか判断材料がない。周りが見えない闇のような中、母乳育児を強調されるのはつらかった」

(mainichi.jpより引用)

その通りだと思います。

「母乳を与えましょう」と言われているものの、具体的なやり方がわからない母親は多く、私自身もそうでした。

「どうしたら母乳がでるのか?」という実践書、手引書のようなものが必要だと思います。

母乳育児を推進するだけで、母親がそれに付いていける環境がまだ整っていないのが現状のような気がします。

 

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大事なことを見逃している!?

母乳もミルクも、「表面的な」メリット・デメリットばかり取り上げられている気がします。

新米お母さんにとっては、もっと生の声(?)を聞ける場所が必要だと思います。

そして、母乳とミルクの正しい知識を学び、自分にはどちらが合っているのかを考え、納得したうえで、母乳かミルクかの選択をすればいいと思います。

自分の育児に自信があれば、たとえそれが少数派であっても、周りの目を気にすることないですし、誰かを批判することもなくなると思います。

そして、一番大切なのは、赤ちゃんが心身ともに健康に育つ「環境」を整えることだと思います。

そのための手段の一つとして、母乳やミルクがあるのです。

子育ての目的は「母乳を出すこと」ではありません。

母乳育児を行っていても、母親がイライラして精神的に余裕がなけれが、赤ちゃんにとって「いい環境」ではありませんし、ミルク育児でも、母親がスキンシップと笑顔を絶やさないのであれば、赤ちゃんにとって「いい「環境」だと思います。

母乳かミルクかで、思い悩み、泣きながら、追い詰められながら育児をしている母親はかわいそうですが、一番かわいそうのは、赤ちゃんではないでしょうか?

「出産後はどうしても赤ちゃん中心の生活になるが、『母乳がすべて』と考えると、家事も上の子の面倒を見ることもできなくなる。生活をトータルで考え、バランスをとることが大切では」

(mainichi.jpより引用)

このように、生活スタイルは個々によって異なりますので、母親は自分にあった育児のやり方を選べばいいと思います。

母乳育児のせいで、上の子のお世話ができなくなってしまうのなら、忙しいときだけミルクを与えればいいのです。

私は逆に、上の子にも母乳を味見させてみたり、母乳と食事の関係について上の子に話してみたりと、母乳育児のおかげで上の子との時間も楽しむことができました。

「『ミルク=悪』というメッセージを医師が発すると、育児を楽しむ時期を、憂鬱なものにしてしまいかねない」と指摘。

(mainichi.jpより引用)

「母乳かミルクか」ではなく「母乳もミルクも」くらいの心構えでいれば、母親も楽になれると思います。

乳児の期間は短いですし、二度と戻ってこない時間です。

赤ちゃんの顔つきも体の大きさも、日に日に変わっていきますので、その期間を楽しまないのは、本当にもったいないと思います。

まとめ

正直なところ、ミルク育児に劣等感を持っている人が多くて驚きました。

私は、ミルク育児に反対はしません。

しかし、赤ちゃんに授乳するとき、寝かせた赤ちゃんの口に哺乳瓶を入れ、哺乳瓶の周りをタオルで支え、抱きもせずに手ぶらでミルクをあげている母親を、何回か目にしたことがあります。

その母親は、隣のママ友とおしゃべりに夢中で…。

そういうシーンを見てしまうと、スキンシップという意味では母乳の方が優れているのかなあと思います。

母乳は、嫌でも、肌と肌をくっつける必要がありますからね。

また、私の場合は、乳首をくわえた子供の口の中の温度で、子供に熱があるかを知ることができます。

夜中に、寝ぼけながら添い寝で授乳をしていても、「あっ、熱出している!」と子供の口の中の温度でわかるのです。

子供の体調の変化をいち早く知ることができるのも、母乳のいいところです。

また母乳育児のメリットを書いてしまいましたが…。

何をメリットに感じるかは、人によって異なるので、すべての女性に「母乳育児をお勧めします」とは言えません。

「周りに言われたから」ではなく「自分はどうしたいのか」を考え、個人の判断を互いに尊重し合える世の中になってほしいと思います。

 

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