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子供の言語能力が高いのはなぜ?

      2019/10/27

子供をお持ちの方、あるいは子供と関わる職業の方は、子供の言語能力の高さに驚かれたことがあるのではないでしょうか?

 

私達は今海外で暮らしているのですが、知らぬ間に子供達が現地語と英語を操るようになり本当にびっくりしています。

海外に住んでいるわけですから「環境のおかげ」と言ってしまえばそれまでですが、たとえ同じ環境にいたとしても、大人よりも子供の方が新しい言語を身に付ける力に優れているように思います。

なぜ子供はこんなにもハイペースで新しい言語を覚えて行くことができるのでしょうか?

 

今回は、「子供の言語能力」について調べてみました。

 

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言語能力は遺伝子で決まる?

子供の言語能力の発達については様々な説がありますが、現在の研究では『遺伝子も関係している』ことがわかっています。

ただ遺伝子の影響を受けるものの『どのような親から言語能力や学習能力の高い子供が生まれてくるのか』ということに関してはわかっていません。

また一般的に、学習能力は親の遺伝子の影響を約半分近く受けると言われていますが、言語能力については約14%しか遺伝子の影響を受けないことがわかっています。

つまり、言語能力に関しては遺伝よりも「その後の学習環境や家庭環境による影響が大きい」ということです。

(関連記事:学力は遺伝する?しない?努力は無駄なの? / 頭がいい子を育てるには3歳までが勝負?

子供の言語能力は大人より高い?

「子供の言語能力は、大人よりも高い」と言われることは少なくありませんが、これはあながち間違いではないという結論が出ています。

そこには、『子供の脳の発達』にヒミツがありそうですよ。

 

子供が母語を習得する時期である1歳~2歳くらいまでの期間と、ゴールデンエイジと言われる9~12歳頃までの間、子供の脳内では情報の伝達と処理に関わる「ニューロン」という神経細胞が著しく増加し、一生の中でピークを迎えるのだそうです。

そしてニューロンはこのピークを境に減少していくため、脳が最も発達する子供の時期の方が大人より「新しい情報を入れて記憶する力(言語能力)」に優れていると考えられるのです。

しかし、この時期を過ぎてからももちろん脳は発達します。

ニューロンが減少傾向に向かいますが、その一方で大人になるにつれ「シナプス」というニューロンとニューロンの接続部分の脳細胞は増えて行きます。

シナプスは記憶や学習に関わる脳細胞なので、記憶力や論理的な思考をする能力に関しては大人の方が優れていると言えるでしょう。

ただ、子供の方が言語を習得しやすい理由は「ニューロンがピークを迎える」だけでなく、「何事にも好奇心が強い」ということも挙げられると思います。

子供と言うのは、初めて見るものや新しく見るものに対し非常に興味を持つものですが、興味を持った物事やそれにまつわる知識というのは記憶に残りやすくなります。

これは大人も同じですね。

よって、「お母さんが話していた言葉を真似してみよう」「友達が話している言葉を話してみたい」「テレビのニュースで聞いた言葉の意味は何だろう」「外国人の人と友達になりたい」など、好奇心旺盛な子供の時期の方が言語を習得しやすく、尚且つ定着しやすいと言えます。

 

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子供の言語能力を発達させるには?

ここまでお話してきたように、子供の言語能力は遺伝子には左右されるというより「子供の好奇心や能力によって培われるものであり、後天的なものである」ことがわかりました。

つまり、子供の言語能力は環境によって伸ばすことができるということです。

では、子供の言語能力を鍛えるためにはどうしたらよいのでしょうか?

 

まず、どの言語にも言えることですが、子供の言語能力を鍛えるには会話が欠かせません。

親子の会話や家族内の会話、友達との会話、先生との会話の中から、新しい言葉を「聞き・話す」ことによって語彙が脳内にインプットされ、感覚的に使うことができるようになるからです。

特に、幼児期の会話や親子のコミュニケーションは心身の発達にも欠かせないものですから”子供への話しかけ”が重要であることはみなさんご存知だと思います。

また、親子の会話の中で「これは何?」と子供から質問されたときは丁寧に答えるようにし、正しい言葉を使うよう心掛けましょう。

このように、親の言葉やテレビの言葉を聞く・真似ることで、子供の言語能力は伸びて行きます。

次に効果的な言語能力の鍛え方は、読書です。

お子様が文字(日本語でも英語でも)を読めるようになったら、ぜひ本を読む習慣をつけてあげましょう。

文字を読み、知らない言葉を調べていくことで子供は1日に7個のペースで言葉を覚えていくことができるのだそうです。

そして、語彙を増やすだけではなく、まとまった文を読むことで言葉のつながりを感覚的に理解することもできるようになります。

また、本の内容を他人に伝えることで説明する能力も身に着いて行きます。

子供に読書をさせるためには親が自ら本を読む習慣があるとよいですし、親子でお勧めの本を紹介し合えると子供はもっと読書に興味を持つようになるでしょう。

 

子供の言語能力を鍛えるポイントをまとめると、

◆家庭内で正しい言葉を使う

◆子供が進んで読書ができる環境を整える

ことだと言えそうです。

(関連記事:読書が与える子供へのメリットは?学力にも影響あり?

まとめ

子供の言語能力は大人より高いと聞いてはいたものの、我が子の外国語の吸収力には本当に驚かされています。

大人の私が勉強しても追いつくことができない状態です。

子供の様子を見て思うことは「意味がわからなくてもいいから、とにかく口に出すことが大事だ」ということ。

聞いたことを真似ることで、話せるようになって行くような気がします。

つまり、どんな言語であれ一番大切なのは会話なのかもしれませんね。

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 - 早期教育・習い事

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