母乳育児を楽しむブログ

母乳育児でお悩みの方へ!3人の子供を完母で育てたママが母乳育児中にいい食べ物、授乳中のトラブル対処法をご紹介。

*

産後クライシス?その症状とは?

      2015/09/30

赤ちゃんの誕生を心待ちにしていたみなさん!

妊娠から出産まで、夫婦で力を併せて、新しい家族を迎える準備をしてきたことでしょう。

しかし、いざ赤ちゃんが産まれてみると、なんだか夫婦関係が悪化してきた…という方はいらっしゃいませんか?

産後は、家族が増えた喜びと同時に、生活が大きく変化します。

そんな中、夫婦関係も大きく変化する時期なのです。

ぎくしゃくした夫婦関係を放っておくと、離婚の危機になる可能性もあります。

今回は「産後に夫婦関係が悪化したのは産後クライシス?」「産後クライシスってどんな症状?」についてご紹介します。

 

スポンサーリンク

 

産後クライシスって何?

「産後クライシス」という言葉をご存じですか?

「産後クライシス」とは、NHKの情報番組が作った造語です。

「産後クライシス」とは、産後2~3年の間に、夫への愛情や妻への愛情が急速に冷めて行き、夫婦関係が悪化することを意味します。

産後に夫婦関係が悪化するという問題は、昔からあった問題であり、今更出てきた問題ではありません。

しかし、昔は結婚したら愛情があるなしに関わらず、結婚相手と一生を共にするのが通常でしたし、親や親せきなど大家族の中で生活していたため、夫婦関係の悪化について、それほど大きな問題にはなっていませんでした。

しかし、現代では、女性の社会進出や結婚観や幸福観の変化によって「愛情が冷めた相手と結婚を続けることは幸せではない」という考えから、離婚を選ぶカップルが増えて来たため「産後の夫婦関係の悪化=産後クライシス」という問題が明るみに出るようになりました。

産後クライシスという問題を裏付けるかのように「子供が0~2歳の時の離婚率が高くなっている」(厚生労働省の調査結果)ことや、「産後2年のうちに、夫への愛情が40%下落する」(ベネッセ教育総合研究所の調査結果)という結果も出ています。

産後に夫婦関係が悪化するのは、紛れもない「事実」のようです。

産後クライシスの症状とは?

産後、次のような症状が見られる方は、産後クライシスかもしれません!

 

○パートナーに興味がなくなった、会話もしたくない、一緒にいると気まずい

○パートナーの些細な言動や行動にイライラする、腹が立つ

○パートナーの顔を見るのも嫌になり、常に離婚を考えてしまう

○パートナーの言動に悲しい気持ちになることがある

○パートナーの親と接したり、子供を見せるのが嫌だ

 

このように、パートナーへの愛情が冷め、無関心になってしまう方は、多いのです。

なぜ、出産すると、パートナーへ対して、このような感情を抱いてしまうのでしょうか?

産後クライシスの原因は?

待望の赤ちゃんとの生活が始まり、幸せいっぱいの産後の生活…なはずが、一転、パートナーへの愛情が冷め、夫婦関係が悪化してしまう「産後クライシス」。

 

「産後クライシス」は、どうして起きてしまうのでしょうか?

 

「産後クライシス」の原因はいくつか考えられますが、ここでは女性側の原因を取り上げてみたいと思います。

 

★精神的ストレス

産後は、赤ちゃんとの生活が始まります。

特に初めての育児の場合、おむつ交換、授乳、抱っこ、寝かしつけ、沐浴など、すべてが「初めて」です。

「赤ちゃんがどうして泣いているのか?」「泣き止ますにはどうしたらいいのか?」「母乳が足りているのか?」「赤ちゃんって寝てばかりじゃないの?」と、わからないことだらけです。

これまで「話の通じる人間」と接してきた女性にとって「話のできない赤ちゃん」との生活は、理解できないことも多く、精神的に辛くなるときがあります。

さらに、ママ自身の時間は皆無となり、寝る時間どころか、食事の時間、トイレに行く時間すら、ゆっくり取れなくなります。

育児は24時間休みなし、そこへ家事という負担も増え、産後のママは毎日が緊張の連続で、精神的にも限界なところで生活をしているのです。

 

一方、パートナーは、仕事をしてお金を稼ぐという役割は果たしてくれるものの、「只それだけ」です。

赤ちゃんが産まれても、パートナーの生活は何も変わりません。

ストレスが溜まり、精神的に限界にきているママが、パートナーに対してイラッと来るのは、次のようなときではないでしょうか?

 

・赤ちゃんの夜泣きに一晩中付き合っているママに対し、パートナーはぐっすり眠っている。もしくは「うるさい!泣き止ませてくれ!」と言う。

・やっと寝かしつけた赤ちゃんを、仕事から帰ってきたパートナーが起こす。そして寝かしつけはしない。

・食べたもの、脱いだものを片づけない、家事も手伝ってくれないし、やろうともしない。

・ママと赤ちゃんを置いて、パートナーだけ遊びに行ったり飲みに行ってしまう。もしくは、仕事帰りに、遅くまで飲んでくる。

・パートナーに家事や赤ちゃんのお世話をお願いしても、すぐにやってくれない。もしくは忘れてしまう。

・休日はごろごろ寝てばかりで、何も手伝ってくれない。何かお願いすれば「仕事で疲れているんだ!」と逆切れする。

 

このように、産後はママの生活が一転して「赤ちゃん中心の生活」で精神的負担が増えるのに対し、パートナーの以前と変わらない「自分中心の生活」に、腹がたち、イライラしてしまうのです。

 

★社会からの疎外感

出産前は、ママだって友達と遊んだり、街へ出かけたり、好きに時間を使えました。

働いていた方は、社会の中に「自分の居場所」がありました。

しかし、出産して専業主婦になったり、友達と会う時間が減ってきたりすると、社会との繋がりが少なくなってきます。

毎日、家の中で赤ちゃんと二人きりで過ごすのは、とても孤独です。

さらに、たまに会う独身の友達は「恋愛の話題」ばかり、自分が「子育ての大変さ」や「赤ちゃんの可愛さ」を話しても、まったく理解してくれないのです。

 

このように、社会との繋がりが少なくなることや、友達との関係の変化によって、孤独感、疎外感、不安感、焦り、無力感など、様々な感情を抱くようになります。

一方、パートナーは、独身時代と同じように友達と遊んだり、社会の中での居場所があるので、ママ達の複雑な感情など知るはずもなく、ここでも夫婦の間に溝が生じてしまうのです。

 

★ホルモンの影響

妊娠から出産にかけては、ホルモンバランスが大きく変化する時期です。

ホルモンバランスは体だけでなく、心にも影響を与えますので、産後は泣いたり笑ったり、悲しんだり怒ったりと、感情の起伏が激しくなります。

特に、母乳育児中のママは、母乳の分泌を促すためのプロラクチンというホルモンによって、我が子を敵から守ろうとする本能が強くなるため、攻撃的になりやすいそうです。

些細なことでイライラしたり、パートナーに敵対心を抱くのは、ホルモンバランスの影響もあります。

 

スポンサーリンク

 

産後クライシスの解決方法は?

産後クライシスを乗り越えるために、解決方法はあるのでしょうか?

 

答えは「ある」とも「ない」とも言えます。

 

産後クライシスを解決する方法は、一つではありません。

カップルの数だけ「ある」と思います。

まずは「自分がどれだけ大変なのか」「どうして欲しいのか」「どうされたら嫌なのか」をパートナーに伝えてみませんか?

一方的にイライラしたり、無視していても、パートナーには何も伝わりません。

パートナーは、あなたが何で怒っているのか理解できないどころか、あなたがこれほど深刻な状況にいることも、夫婦関係が危機であることにも気付いていないのです。

これでは、夫婦の溝は、どんどん深まるばかりです。

そうなる前に、あなたの気持ちを伝えなければなりません。

また、自分がどうしてこんなにイライラしているのか、どうしてパートナーに愛情を持てなくなってしまったのかを、あなた自身がわかっていないこともあるでしょう。

漠然と「パートナーへの愛情が冷めた」と感じるのではなく、具体的に「どこが嫌なのか」を認識することで、パートナーへの要求がはっきり見えてきます。

夫婦間の問題を明確にすることが、産後クライシスを解決する近道だと思います。

あなたが持ちかけた相談に、どこまで応じるかは、パートナー次第。

もし、何の反応もない、逆に怒られた、交渉の余地がない、のであれば、またそのときに考えればいいのです。

 

もうひとつ、産後クライシスを解決する方法が「ない」というのは、産後クライシスの原因の一つが「ホルモンバランスの影響」にあるからです。

 

ホルモンバランスは自分の力でコントロールできません。

 

ホルモンバランスの影響で、イライラしたり怒りっぽくなっているのであれば、どんなに家事や育児に協力的なパートナーであっても、産後クライシスが起こる可能性はあります。

冷静に考えたときに「パートナーはよくやってくれている」「自分をサポートしてくれる」と思えるのであれば、あなたの産後クライシスは、時間が解決してくれるかもしれませんね。

まとめ

産後クライシス…私も経験しました。

特に、第一子のときが、ひどかったように思います。

産後の赤ちゃんのお世話や、母体の変化については、母親学級で教えてもらったり、育児本を読んだりして知ってはいましたが、夫婦関係まで変化するとは…第一子を出産した当時の私は、全く知りませんでした。

そのため「どうしてこんなにイラつくのか?」「どうして涙が出てくるのか?」「どうしてパートナーの親に我が子を取られたように感じるのか?」と、自分の気持ちがわからなくて、悩んだ時期もありました。

私の場合、休日にゴロゴロして家事も育児もしないパートナーがいると、イライラと怒ってしまうので、敢えて「遊びに行ってきていいよ」と、外に出かけるのを許していました。

パートナーが居ても居なくても同じならば、居ない方が、イライラしなくて済むからです。

パートナーとしっかり向き合わず、争いを避けてきたせいで(?)、第二子、第三子も、ほとんどパートナーの協力なしで、子育てしてきてしまいました。

そのせいか、かなりパワフルな母親になってしまいましたよ(汗)

 

どんなに仲のいいカップルでも、どんなに家事や育児に協力的なパートナーであっても、産後の女性を取巻く環境が激変することは事実なので、すべてのカップルに「産後クライシスのリスクがある」と言えます。

冷めた愛情を取り戻すのは困難です。

産後クライシスに陥っている方は、後々まで影響が残らないよう、大切なお子さんのためにも、しっかり夫婦で話し合ってみて下さいね。

 

スポンサーリンク

 - 産後クライシス・夫婦関係

  関連記事

産後クライシス?離婚したい女性が急増!?

出産後、夫婦関係がぎくしゃくし始め、お互いの愛情が冷めた状態になる「産後クライシ …

産後クライシスの改善方法は?

妊娠から出産にかけて、夫婦にとって幸せいっぱいな時期であると同時に、夫婦関係が悪 …

産後クライシス!離婚の原因は里帰り出産!?

産後に夫婦関係が悪化する「産後クライシス」。 産後に離婚したいと思ったことがある …

夫婦喧嘩!赤ちゃんへの影響は?

出産を終えると、いよいよ赤ちゃんとの生活が始まります。 「子育てを通して、夫婦の …