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授乳中でも乳がんの検査はするべき?

      2017/03/24

女性のがんの中でトップと言われる「乳がん」。

 

現在では、乳がんの早期発見のために、定期的な乳がん検診が勧められていますよね?

 

乳がん検診の中でも一番最初に行われるのが、乳がんのレントゲンである「マンモグラフィ」。

マンモグラフィは、「乳房を薄くぺったんこに潰した状態でレントゲン写真を撮り、乳房の中のしこりや異常を発見する」という検査方法です。

 

しかし、授乳中の乳房は、いつもとは異なる状態ですので「マンモグラフィをしても乳がんが見つかりにくい」との意見もあるようです。

 

と言うことは、「授乳中の乳がん検査は受けなくてもいい」ということでしょうか?

 

 

今回は、「乳がん検査の内容」や「授乳中のママの乳がん検診」について考えてみました。

 

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乳がんの症状は?授乳中のしこりとの違いって?

乳がんの症状とは、どんなものだと思いますか?

すぐに思い浮かぶのは、乳房にできた「しこり」ですよね?

もし、乳房やわきの下にしこりを発見したら、乳がんを疑う方がほとんどだと思います。

 

みなさんご存じのように「しこり」は、乳がんの代表的な症状です。

乳がんというのは、一つのがん細胞から発生し、時間の経過とともにがん細胞が増殖して「しこり」となって自覚できるようになります。

 

乳がんのしこりの特徴は、

 

・石のように固い

・触っても動かない

・痛みがない(痛みを感じるケースもあります)

 

と言われています。

 

 

このほか「しこり」以外の乳がんの症状には、

 

・乳房の大きさや形が変化した

・乳房の一部が腫れたり、赤身を帯びている

・乳房の皮膚が引きつれたようにくぼんでいたり、シワが寄っている部分がある

・乳房の皮膚に異常が見られる(うろこ状など)

・乳首が陥没し始めた

・母乳以外の分泌物がでる

・母乳に血が混ざる

 

などが見られるようです。

 

授乳中は、母乳トラブルによるしこりや乳房の赤みやかゆみ、血乳などが見られることもあり、「乳がんとの違い」が分かりにくいかもしれませんが、乳がんと母乳トラブルによる症状の違いは、

 

・しこりに痛みがあるかどうか(痛みがあれば、乳腺炎や詰まりによるもの)

・発熱などその他の身体的な症状があるか(乳房の痛みや高熱などの症状があれば母乳トラブルによるもの)

・しこりが大きくなっていくかどうか(授乳によってしこりが小さくなっていくのであれば、それは乳腺が詰まっていた証拠)

 

が大きな違いになるかと思います。

 

 

「授乳中のしこり」はよく見られるものですし、私もよくしこりができました。

しこりができたからと言って、授乳をやめる必要はなく、逆に積極的に赤ちゃんへ授乳することでしこりは小さくなっていくのが母乳トラブルによるしこりです。

 

一方乳がんの場合は、がん細胞が増殖して行くことから、しこりは少しずつ大きくなります。

 

授乳中にしこりを発見したら、しこりの状態や変化をよく観察してみて下さい。

 

(「授乳中は乳ガンになりにくい?授乳期のしこりの種類は?」「血が混じった母乳は乳がんのサイン?赤ちゃんへがんは感染する? 」に関連記事を書いています。)

 

乳がん検査のマンモグラフィってどんな検査?

乳がんを発見するための代表的な検査は「マンモグラフィ」ですよね?

 

マンモグラフィとは、乳腺のX線検査(レントゲン)です。

専用の機械を使って乳房を圧迫し、乳房のX線検査を行います。

マンモグラフィの検査がお勧めなのは40歳以上からとなっており、40歳未満の方への効果はあまりないないとされています。

 

その理由は、

 

・40歳未満の乳がんは少ないため、検診の効率が悪い

・40歳未満の方は乳腺が発達しているため、マンモグラフィでは乳腺と乳がんの区別がつきにくい

・乳がんではないものまで「乳がん」と診断されてしまう可能性がある

 

からだそうです。

 

マンモグラフィによって映し出された写真には、乳腺も乳がんも白く映し出されるそうです。

そのため、乳腺が発達している方の場合、乳腺と乳がんの違いがわかりにくいだけでなく、逆に乳がんではないものまで乳がんだと「誤診」されてしまうケースもあるそうです。

 

そのため、40歳以上の方で乳腺が衰えてきている場合は、乳腺とその他の異常との区別がつきやすいため、乳がんを発見する検査としてマンモグラフィは効果的だと言えますが、40歳未満の方や乳腺が発達している方にとっては、あまり効果的な検査ではないとも言えますね。

 

もちろん、マンモグラフィで乳がんが発見されるケースも多々ありますので、マンモグラフィの一定効果があるのは事実ですが、「マンモグラフィだけでは効果的ではない」ということを忘れないようにしましょう。

 

もし、マンモグラフィだけでは疑わしいという場合は、「超音波検査」を行います。

超音波検査とは、乳房に超音波を当て、乳腺や乳管などの内部組織を画像に映し出す検査方法です。

 

超音波検査はマンモグラフィと違って、乳腺を白く映し出し、乳がんを黒く映し出すため、乳がんを発見しやすいという特徴があります。

 

ただ、超音波検査の場合、良性のしこりも「乳がん」と判断しやすいというデメリットもあるのが現実であり、乳がん検査の有効性については、まだまだ研究段階だということです。

 

 

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授乳中の乳がん検査は効果的なのだろうか?

マンモグラフィは、必ずしも乳がんの発見に効果的とは言い切れませんが、マンモグラフィ検査によって命を救われた方も数多くいらっしゃいます。

 

そのため、40歳を過ぎたママであれば、マンモグラフィを受けた方がいいと言えます。

 

では、授乳中にマンモグラフィ検査を受けることは効果的なのでしょうか?

 

 

これは、どちらとも言えません。

 

 

先ほども述べたように、マンモグラフィ検査では、乳腺と乳がんの見分けがつきにくいという問題があります。

そして授乳中は、通常よりも乳腺が発達しています。

つまり、授乳中のマンモグラフィ検査は、授乳期以外の時期と比べて「乳がんかどうかの正確な診断が難しい」ということになります。

 

また、授乳中に乳がんを発症する確率は、乳がんの中の1%程度と低い確率であること、そして、授乳世代の多くは40歳未満であること、マンモグラフィ検査では少なからず痛みを伴うことなどを考えると、「授乳中のマンモグラフィ検査は、積極的に受ける必要はない」という意見もあるほどです。

 

このように、授乳中のマンモグラフィ検査は「無駄」ではないものの、誤診(がんを見逃す、または問題のないしこりをがんと診断する)リスクが上がることを考慮すると、マンモグラフィ検査よりも超音波検査の方が、より正確な乳がん検査ができると考えられます。

 

40代以降の授乳中のママであれば、超音波検査を受けてみてはいかがでしょうか?

 

(※今回の記事の内容については、がん情報サイトを参考にしています。)

 

 

まとめ

最近では乳がんの人口が増えているとともに、若い世代の乳がんが目立つように思います。

そして、授乳中に乳がんを発症するのは乳がん全体の1%という少ない確率ではあるものの、授乳中でも乳がんにかかる可能性があるのは事実です。

つまり、40歳未満であろうと、授乳中であろうと、誰でも乳がんになる可能性があるということです。

「授乳中は、無理に乳がん検診を受けなくてもいい」という意見があるとはいえ、授乳期間が長い方の場合、何年間も放置しているのは何だか心配になりますよね?

もちろん、乳がん検診を受けていても、がんが見逃されることもありますし、がん検査を受けていれば乳がんを100%防げるというものでもありませんが・・・。

 

乳がんの原因はさまざまであり、乳がんのリスクを下げる「コレ」といった予防策はありませんが、日本乳癌学会によると「授乳期間が長いほど、乳がんのリスクが下がる」というのは確かなようです。

私はトータル8年近く授乳を行ってきましたので、少しでも乳がんのリスクが下がってくれればいいなあと祈るような気持ちです。

そして、お風呂の際に自分の胸を日々マッサージしながら、しこりがないかセルフチェックを行うようにしています。

卒乳後のしぼんで小さくなったバストを見ると悲しくなりますが、乳がんのしこりチェックは非常にやりやすく、卒乳後のしぼんだバストが意外なところで役立っていますよ!!

 

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 - 母乳育児と乳ガン

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