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母乳育児でお悩みの方へ!3人の子供を完母で育てたママが母乳育児中にいい食べ物、授乳中のトラブル対処法をご紹介。

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母乳育児中の胸の痛みの種類は?

      2017/04/30

母乳育児をしていると、どうしても付きまとうのが「乳房のトラブル」。

その中でも、一番多いトラブルは「乳房の痛み」ではありませんか?

非妊娠時であれば、生理前に乳房が張って痛いことはありますが、それ以外では胸に痛みを感じることなど滅多にないはずです。

 

しかし、授乳中はさまざまな胸の痛みを経験することになるでしょう。

しかも、痛みの種類もいろいろあるため「毎回、痛みが違う!」「この痛みは何のサインなんだろう?」と不安に感じてしまうことがあるかもしれません。

母乳育児が初めての方であれば尚更ですよね?

 

私は、授乳経験通算8年以上ありますが、胸が痛みのせいで「授乳が辛い!」と思ったことが幾度もありました(泣)。

 

「母乳育児と胸の痛み」は切っても切り離せない関係なので、「胸の痛みの原因」や「キケンな痛みのサイン」を知っておくだけで、気持ちに余裕ができると思います!

 

今回は、母乳育児にまつわる「いろいろな胸の痛みの原因と対処法」についてご紹介して行きます。

 

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授乳中の胸の痛みってどんな感じ?

授乳期間中にはさまざまな胸の痛みが起こります。

「胸の痛み」と言っても、

 

・乳首の痛み

・乳房全体の痛み

・乳房の奥の痛み

・チクチクする痛み

・シクシクする痛み

・ガーンと来る痛み

 

など、痛む箇所や痛みの感じ方もいろいろあります。

この痛みにはそれぞれ理由があり、「生理的な痛み」から「炎症による痛み」までさまざまです。

もし「胸が痛い」と感じたら、

 

・どんな痛みなのか?

・痛みのほかに、乳房に症状がないか?

 

をじっくり観察してみて下さい。

<乳房の痛み>心配のない痛み

乳房の痛みはいろいろありますが、授乳中のママなら誰もが経験する「生理的な乳房の痛み」があります。

 

それは、授乳中に感じる「ツーン」とした痛みです。

「痛い」というほどではありませんが、授乳中に胸の奥が「ツーン」とするような違和感を感じることがありませんか?

 

これは「催乳感覚」と言って、母乳が作り出されているときに感じる痛みです。

催乳感覚の痛みは、「赤ちゃんが母乳を飲み始めると同時に、母乳が作り出される」ときに感じるものです。

そのため、乳房がパンパンに張るほど母乳が勝手に作られる出産後は感じにくく、産後しばらくして「赤ちゃんが必要とする量だけ母乳を作ることができる(差し乳と呼びます)」ようになってくると感じ始める痛みだと言えます。

催乳感覚の痛みは母乳育児が軌道に乗って来たサインですので、心配することはありません。

<乳房の痛み>注意が必要な痛み

乳房の痛みが下記の場合は、乳房のトラブルへと発展していく可能性のある痛みです。

今の段階で対処しておくことで、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。

ちょっと注意が必要な痛みの原因と対処法はこちらです。

 

・乳房全体が張っているときの痛み

◇原因

乳房全体がパンパンに張るほど、乳房の中に母乳が溜まっていることが原因です。

母乳が出過ぎる「母乳過多」の人に多く見られます。

食事や水分を十分摂取しているうえ「授乳回数が少ない」「外出などで授乳間隔が長く開いてしまった」「高カロリーなものを食べてしまった」ときに起こりやすいトラブルです。

私自身、外出時や、誕生日やクリスマスでごちそう(高カロリーなもの)を食べたときなどは、あっという間に乳房がカチカチになって痛くなりました。

ひどいときは、乳房が岩のようにデコボコしてきて、そっと触れるだけでも「激痛」だったのを覚えています。

乳房が張っている状態が長ければ長いほど、乳房の痛みが悪化するだけでなく、乳腺炎の原因にもなりますので注意が必要です。

 

◇対処法

乳房の張りの痛みは「赤ちゃんにしっかり飲んでもらう」ことで解消できます。

しかし、月齢の低い赤ちゃんは哺乳量が少ないため、両方の母乳を飲みきることができないこともあります。

このような赤ちゃんの飲み残しは、しっかり「搾乳」して、乳房に溜まっている母乳を出し切るようにしましょう。

 

・乳頭部分が切れた痛み

◇原因

授乳中、乳首が切れてしまうと痛みが起こります。

授乳時の赤ちゃんの抱き方のせいで「乳首の一部分に負担がかかる」と傷ができたり、赤ちゃんから「乳首を噛まれる」ことによって乳首が切れてしまうのです。

乳首に傷があると、傷口から「細菌に感染」したり「膿む」可能性もありますので注意が必要です。

この乳首の傷は「とっても痛い」はずですので、母乳育児を断念する原因にもなりかねません。

(「母乳が出ないのは抱き方のせい?授乳中の抱き方説明します!」に関連記事を書いています。)

 

◇対処法

傷が治るまで、「乳首を安静」にしてあげることが一番ですが・・・。

授乳を休むことはできませんよね?

少しでも早く乳首の傷を治すには、「傷口に馬油を塗って、ラップしておくといい」と言われています。

私の経験上、2~3時間ごとの授乳では、傷が治る暇がないのであまり効果的ではないように思います。

また、乳首の傷を守るために「乳頭保護器を付けて授乳する」という方法もあります。

しかし、乳頭保護器を付けたとしても特に痛みが和らぐことはないので、私には役に立ちませんでした。

自己流になりますが、私が乳首の傷対策に効果的だったのは「傷パワーパッド」 です。

傷パワーパッドは厚手の絆創膏なので、授乳中の痛みがかなり和らぎますし、傷の治りも早くなります。

粘着力も強いので、傷パワーパッドを付けたまま授乳もできます。(あくまでも自己責任で行っています)

一番小さいサイズの「傷パワーパッド」をさらに半分くらいにカットして、乳首の傷に張るだけです。

赤ちゃんが間違って飲み込んだりしないよう、授乳前後に「傷パワーパッド」が取れていないかを確認する必要はありますが、乳首の傷にはかなり役立つアイテムだと思います。

 

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<乳房の痛み>危険な痛み

次に感じる痛みは、すでにトラブルを発症している痛みです。

何らかの対処が必要になります。

 

・乳頭部分がチクチクする痛み

◇原因

「授乳しているとき」「授乳していないとき」に関わらず、乳首がチクチク痛むことがあります。

この痛みは、乳腺や乳管が詰まり始めているサインです。

放っておくと乳腺炎に繋がりますので、早目に対処が必要な痛みです。

 

◇対処法

乳首のチクチクした痛みの対処法については「母乳育児のチクチクする痛みは?」をご覧ください。

 

・乳頭に白斑ができた痛み

◇原因

乳首がチクチク痛いと感じたとき、乳首をよく観察してみると「ニキビのような白いデキモノ」がありませんか?

これを「白斑」と言い、白斑によって痛みを感じます。

白斑の痛みはとても強いため、私は激痛のあまり「イテテテテ!」と授乳中に思わず叫んでしまうほどでした。

 

白斑というのは、「母乳の出口が塞がれている状態」であり、乳腺炎の初期症状です。

このまま放置していると、乳腺が完全に詰まってしまい、本格的な乳腺炎へと悪化していく恐れがあります。

乳腺が完全に塞がれる前に、白斑を取り除くよう対処が必要です。

 

◇対処法

白斑の対処法は「乳腺炎の治し方 その1白斑」でご紹介しています。

 

・乳房にしこりが出来たときの痛み

◇原因

白斑が一歩進み乳房にしこりができると、しこりの部分が痛くなります。

しこりは、母乳が詰まっている状態であり乳腺炎の症状の一つです。

しこりができると、しこりを中心に乳房全体が痛くなり、ひどい場合は「すこし触れただけ」でも強い痛みを感じるようになります。

さらに状態が悪化すると、しこりによって「乳房の表面がデコボコ」してきたり、「乳房全体が赤みを帯びる」ようになったり、「熱をもって」きます。

 

◇対処法

乳房のしこりの対処法については「乳腺炎の治し方 その2しこり」でご紹介していますので、まずはセルフケアを行い症状を和らげるようにしましょう。

 

このような、乳腺炎に繋がる危険な痛みが現れたときは、本格的な乳腺炎を予防するためにも「乳房のケア」を行うのはもちろんですが、「食生活」や「生活スタイル」の見直しをすることも大切です。

また、一刻も早く症状を和らげるために、乳腺炎予防のハーブティなどのサポートアイテムの利用をお勧めします。

 

おわりに

母乳育児は喜びも多い反面、トラブルに見舞われることも多々ありますよね?

「どんなに食事や生活スタイルに気を付けていても!」トラブルは避けられません。

もし、乳房や乳首に何らかの痛みがあるときは、我慢は禁物です。

自分で対処してもうまく改善できないときは、専門家の母乳マッサージを受けるようにしましょう。

私も、さまざまな胸の痛みを経験していますし、乳腺の「軽い詰まり」から「ひどい乳腺炎」までさまざまなトラブルも経験して来ました。

「胸が痛い」段階で収まればいいのですが、ここから悪化した場合は、高熱や激痛にうなされるようになります。

特に、授乳回数の減る「夜間」は危険です。

寝ている間に母乳が溜まり、乳房の状態が一気に悪化することがあるからです!

私も、寝る前に「何となく胸が痛いなあ」と感じていたら、翌朝になって激痛になり、朝一番で病院へ駆け込んだことが何度もありました。

 

授乳中は、熱や痛みがあっても薬を飲むことができませんので、「自然に治る」のを待つしかありません。

私は、そんな辛い思いを何度もしましたが「母乳育児をやめたい」とは思いませんでした。

ただただ「早く健康な乳房に回復させ、美味しい母乳を飲ませてあげたい」と思っていましたよ。

母乳育児に励んでいるみなさんも、胸の痛みに悩まされることがあるかと思いますが、「授乳中に痛みはつきもの」と思い、上手な対処法を知っておいてくださいね!

 

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 - 母乳育児中のトラブル(白斑・しこり・乳腺炎など)

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