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赤ちゃんの乾燥肌に処方される「ヒルドイド」って?

      2017/11/10

赤ちゃんの肌の乾燥が気になるときや、市販の保湿剤では乾燥肌が改善されないときなど、皮膚科や小児科を受診したときに必ずと言っていいほど処方される保湿剤と言えば・・・「ヒルドイド」ではないでしょうか。

あの、「ピンク色のキャップ」や「ピンク色のチューブ」を目にしたことがあるママは多いと思います。

 

実は私も、我が子の乾燥肌やおむつかぶれなどの皮膚トラブルで皮膚科や小児科にかかったことがありますが、決まってヒルドイドを処方された記憶があります。

 

いったいこのヒルドイドとはどのような保湿剤なのでしょうか?

ステロイドなどの強い成分は含まれていないのでしょうか?

 

今回は、赤ちゃんの乾燥肌に処方されるヒルドイドについてご紹介して行きます。

 

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赤ちゃんの乾燥肌に処方されるヒルドイドとは?

ヒルドイドとは、「ヘパリン類似物質」という医療用医薬品にしか処方することができない成分が入った保湿剤です。

「ヘパリン」というのは、もともと人間の真皮にも存在している「ムコ多糖類」の一つで、皮膚の表面を滑らかにしたり保護したりする働きがあるほか、血液の凝固を阻止して血行を促進する働きがあります。

この「ヘパリン類似物質(ヘパリンに似たような成分)」の働きによって、血流を良くして皮膚の再生力を高め、乾燥肌を自然に治してくれるのがヒルドイドなのです。

 

これ以外にもヒルドイドには、

 

・傷の修復

・血行促進作用

・鬱血を改善する

・保湿力を持続させる

・皮膚細胞に水分補給する

 

という働きがあるため、乾燥肌だけでなく、アトピー性皮膚炎、しもやけ、角皮症の患者さんにも処方されるそうです。

女性は冷え性の方が多いですから、「血行を良くして肌の再生力を高めてくれる」というヒルドイドの働きはありがたいですよね。

 

ヒルドイドにステロイドは入っている?

たとえ赤ちゃん用に処方される保湿剤であっても、保湿剤の種類によってはステロイドが含まれているものもあります。

肌の弱い赤ちゃんへ「ステロイド入り保湿剤を使うのはちょっと抵抗がある」と感じるママは少なくないですよね?

では、ヒルドイドにはステロイドが含まれているのでしょうか?

 

調べてみたところ、「ヒルドイドにステロイドは含まれていません」。

 

さらに、上記で紹介したヒルドイドに含まれるヘパリン類似物質は、人体に存在する成分と近いために、非常に安全性が高く副作用のリスクが低い保湿剤なのだそうです。

長期間使い続けても問題ないそうですから、赤ちゃんにも安心して使えると言えますね。

 

ただ、「血液凝固を抑止する」というヒルドイドの性質上、「出血しやすい体質の方(血友病や血小板が少ない方など)」には使うことができませんのでご注意下さい。

 

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ヒルドイドにはどんなタイプがあるの?

ヒルドイドには、クリーム状の「軟膏タイプ」とミルク状の「ローションタイプ」があります。

ひどい乾燥肌には軟膏タイプのものを、さっぱり使いたいときはローションタイプがお勧めです。

また、夏など汗をかきやすい時期に軟膏タイプのものを使用すると「あせも」の原因になる可能性もありますので、ヒルドイドと同じ成分が含まれているミストタイプのローション(ビーソフテン)を使用するといいでしょう。

ママの中には、「夏の時期にはミストタイプ」「春や秋にはローション」「真冬など乾燥がひどい時期には軟膏タイプにプロペト(ワセリン)を混ぜたタイプ」と、上手に使い分けている方もいらっしゃいますので、肌の状態や季節によって使いやすいものを医師に処方してもらうといいですね。

 

赤ちゃんの肌の保湿はいつまで続ける?

 

「赤ちゃんの肌の保湿は、いつから始めていつまで続ければよいのか・・・。」

これについては、多くのママ達が疑問に感じていることでしょう。

 

数年前に私が出産した当時は、「乾燥がひどくないのであれば、特別な保湿ケアは必要ない」という考えが主流でした。

しかし今現在は、たとえ赤ちゃんが乾燥肌でなくても、赤ちゃんの肌を守って乳児湿疹を予防するという目的のために「赤ちゃんへの保湿ケアは行ったほうが良い」という考えへシフトしているのだそうです。

「3歳までのスキンケアが大人になってからの肌質を左右する!」なんていう話をどこかで聞いたことがありますが、あるお母さんの話では「保湿ケアを十分にしなかった上の子は、乳児湿疹が長引いたり、ある程度の年齢になっても肌の乾燥が気になるが、保湿ケアをしっかり行った下の子は、乳児湿疹もほとんどなくある程度成長しても肌の乾燥が気にならない」とおっしゃっていました。

そう考えると「生まれたときからの保湿ケアが、その後の肌の状態を左右する」と考えられますね。

また、乾燥肌がひどく、かつ喘息もちのお子さんがいるお母さんに聞いたお話では「乾燥肌を改善するための保湿を、1日1回から2回に増やしたところ、喘息が落ち着いてきた」という例もありました。

「肌をしっかり保湿すると免疫力が上がる」という意見もありますので、トータルで見ても保湿ケアはやらないよりやった方がいいと思います。

 

こうしてみると、赤ちゃんへ保湿ケアを始める時期は「生まれたときから」と言っても過言ではなく、また「保湿を続けたからと言って、肌が持つ保水力が落ちる」ということもないようですから、必要に応じて保湿ケアを続けてあげたらいいのではないかと思います。

保湿をして「よいこと」はあっても「悪いこと」はないようですね。

 

(「頭皮がカサカサして臭い!乳児脂漏性湿疹は薬で治す?」「乳児乾燥性湿疹の原因とケア方法は?」に関連記事を書いています。)

 

ママにも嬉しい!ヒルドイドがシミに効く?!

乾燥肌を改善するためのヒルドイドですが、実はヒロドイドにはシミに悩むママにもお勧めなのだそうです!

ヒルドイドが持つ血行促進効果によって肌のターンオーバーが早まり、シミが改善されるのだとか・・・。

産後はシミやそばかすが発生しやすいですから、ヒルドイドはママにとっても有り難い保湿剤だと言えます。

もちろん保湿効果の高いヒルドイドなら、シワの予防にも繋がるでしょう。

 

(「産後の肌荒れの原因と乾燥肌の対処法は?」「授乳中の肌荒れ(カサカサ・にきび)は化粧水で治せる?」に関連記事を書いています。)

 

おわりに

赤ちゃんの肌は敏感ですから、ちょっとしたことで肌が荒れたり乾燥したり発疹ができたり、ママは気が気ではありませんよね?

最近では、「肌トラブルを改善する」というのではなく、「肌トラブルを予防する」という考え方に変わってきているようです。

つまり、肌トラブルがなくても保湿をした方がいいと言うことなのですね。

「小さいうちから保湿ケアをしておくと大きくなってから肌がきれいになる」などとも言われますから、たとえ乾燥肌でなくても、赤ちゃんの将来のために保湿ケアを行ってみてはいかがでしょうか?

赤ちゃん用の保湿剤はさまざまなものが市販されていますが、品質が高く安心して使えるものを選ぶとなると、大人の私達が使う保湿剤よりも高額になってしまうことがあります。

「赤ちゃんにも安心して使える保湿剤を、保険適用で安価に購入できる」という理由から、病院で処方される保湿剤を愛用されているママ達は意外と多いのだそうです!

ぜひ試してみて下さいね。

 

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 - 赤ちゃんの肌荒れ(湿疹・にきび・あせも)

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